11月29日は運命の決戦の日でしたな。
5度の防衛を続ける内藤大助。
それに対戦する亀田興毅。
ボクシングの話でゴザイマス。
弟の大毅・内藤戦の後、様々なバッシングも受け
ヒールとして世間の非難を受けてきた
亀田一家の長男・興毅。
一方の内藤は一夜にして人気者にと
明暗二分されてきた両者の対決。
オラは亀田は好きではないけど
ここまで来るのに彼等がオラの想像以上に
辛く険しい道を歩んできたであろうこと
それだけはわかる。
そうなったのは自分のせいだとしても
ここで頂点に立てなければ自分達が
今までしてきたこと・存在意義が
なくなってしまう。
内藤は穏やかな顔の下に
とてつもない強さを秘めた男だと思う。
リングを降りた時のなんとも言えない
人を和ませる 人を包み込める大きさ。
天然に見えるけど、人を許して受け止めるには
痛みを知って それを乗り越えて
強くなった人にしかできないことだと
オラは思いますな。
年齢差一回りを感じることはなかったけど
試合前のいろんな人の話を聞いていて
鬼塚が言っていたこと
『亀田がKOにこだわらず、勝ちにいったら
きびしい試合になるでしょう。』
亀田は3ラウンドKOを口にしていた。
内藤は後半でKOを狙う。そんな感じだった。
試合が始まり、フットワークはやっぱり内藤が
圧倒的によかった。
お互いに決定打はなく、しかし4ラウンドごとの
ジャッジは亀田が優勢のまま進んだ。
ショートのパンチがすこしづつ内藤の顔に
変化を与え始めていた。
ほぼ互角の戦いだったと思う。
でも、防衛するにはKO勝利以外なかった。
お互いダウンすることなく
最終ラウンドも打ち合いを続け
試合は終わった。
結果は3-0で亀田興毅の勝ち。
内藤の6回目の防衛はならなかった。
世の中の大半の人は内藤の敗戦に
ガックリと肩を落としたんだろうな。
でも、亀田と内藤それぞれの言葉
亀田『強いもんが勝つ』
内藤『勝ったもんが強い』
内藤の言葉通り勝ったもんが強いんです。
正々堂々と勝負して
たとえKO勝利ではなくとも
間違いなく亀田が強かったんです。
彼の戦いは賞賛に値するものだったと
オラも思いました。
内藤が言ってた言葉を試合の後
思い出していました。
試合の度に怖いんだと
負けるのが怖いんじゃない
一瞬一瞬に命をかける怖さ
これは頂点にたった人にしか
わからない怖さなのかもしれません。
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