まだ優勝カップがなんたら~てなワンダフォー!のくだりが全く起きていない、かなり古い頃のスタストの話です。
ビーステ「今日は負けちまったか・・。最後のコーナーでやっちまったぜw」
スタスト「あそこで攻めすぎてなかったら、どうなってたかわかんなかったな。」
しかし本当に、最後まで勝負はわからなかったりするものだ。
あれはやられたかとも思ったが・・。
ビーステ「ところで、偶然この前ピザ屋を見つけたんだ。今から行かね?」
スタスト「ピザ屋?この街で?」
ビーステ「そうそう。まだ俺も実際に食ってはないけどな。」
へぇ、ピザ屋があるなんて知らなかった。
ちょうど最近ピザを食べていなくて欲しかったところである。
ともかく実際に行ってみることにしたスタスト。
道を知っているビーステはスイスイと進み、スタストはそれになんとかついて行く。
しばらくして、ビーステが不安定な場所で急にストップ。
ビーステ「ほら、ここだよ。」
スタスト「おおおおお!!!」
こんなところにピザ屋があるなんて気付かなかった!
ピザが食べられることにワクワクしてくる。
ビーステ「まあ味がどうかはわからんがな。DOMISO VISAなんて妙なネーミングだぜ。」
スタスト「ともかく、早速入ってみるか!」
笑顔で店内に入った2台。
・・が、店内は想定していたものと全く違っていた。
おい、何だこれは?
配色こそ黄色がメインで、それらしい絵も飾られているものの、置かれているものが全然違う。
なんだか機械がやたらと多いのは気のせいか?
そんなものを置いてないで、もっとピザを食べるためのテーブルを増やしてほしいものだ。
ビーステ「・・なんか変じゃないか?」
スタスト「どうする?」
ビーステ「ま、注文してみるか。あの~、ピザを注文したいんですが。」
店員?「はい、2枚でしょうか?」
ビーステ「あ、そうですけど・・。」
店員?「少々お待ちくださいね~。」
その店員は店の奥へ行ってしまった。
ビーステ「おいスタスト、まだどのピザを注文したか言ってないよな?」
スタスト「というか、メニューはどこにあるんだ?」
ビーステ「まさか注文できるピザは1種類しかないのか?」
スタスト「そうなのかな?」
しばらくして、その店員が戻ってきた。
店員?「はい、こちらがレッドシティのビザです。」
よくわからない紙を渡された2台。
スタスト「ん・・?何がレッドシティのピザ・・?」
ビーステ「・・あ、これを使えばいいんですか?」
店員?「そうですね。」
ビーステ「じゃあ、これを使ってピザを注文します。」
店員?「・・え?」
スタスト「メニューはどれですか?」
店員?「めにゅ?はい?」
どういうわけか全く理解してくれない。
おかしな店である。
店員?「そちらがビザですよ。」
ビーステ「いや、だからピザをお願いします。」
店員?「そちらがビザですって。」
スタストもビーステも店員も首をかしげている。
3分後、ようやく店員が、あぁという顔をして、
店員?「あっ、ピザでしたか。」
ビーステ「そうです。ピザをください。」
店員?「ここはピザじゃなくてビザを発行してるんです。転送のときに必要になるものなんですよ。」
・・・んんん?
意味がわからないんだが。
ビーステ「そうなんですか、じゃあピザの方をください。」
店員?「ピザはやっていませんよ。」
ビーステ「・・・・・・え!?」
スタスト「この飾りは何なんです?絵もありますよ?」
店員?「いや、ビザとピザをかけて、ということで・・。」
はい、ここまでです。ちゃんちゃん