自分の金をチェックしない人間に、国の金をチェックできる筈がない!!
誰のことを言っているか、お分かりのことと思います。国民の一人として、呆れ果てています。もっとも、いつものように「聞いていなかった」という言い訳で逃げるであろうことは、当然想像していたことではありますが。通常、民間の会社では、実行責任と管理責任というものがあって、実行責任は担当者に、管理責任は担当者を管理している人間にあります。ですから今回の場合に当てはめると、実行責任は秘書に、管理責任は総理にある、というのが一般的な見立てだ。一方、検察の力量にも疑問がある。「懇親会の不足額を資金管理事務所が補填していることを、総理が把握していた」ことを立証できなかったのだから。通常なら、秘書は総理の資金をどのように使うかについて、総理に報告を入れていた筈である。それをしていない、ということであるから、秘書はよほどの悪人。もしそうでないとすれば、総理は補填のことを把握していたことになる。また、総理は自分の資金を管理していなかった、ということになっている。こんなことがあり得るのか?真相がどうなのか、検察が不起訴にしたと言えども気になるところだが、自分の資金を管理していない人間に、国の資金管理ができるのだろうか、甚だ疑問だ。さて今後、総理がどのような管理責任を取るのか、拝見しようではないか!