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Various Artist『映画「UDON」オリジナルサウンドトラック』 先日、テレビにて映画「UDON」を見た。映画のストーリーとしては、製麺所を営む頑固一徹の父親から、その息子がうどん作りの秘伝を受け継ぐというもの。主役がユースケサンタマリアというのも面白い。また画面の背景には、讃岐富士と称される飯野山(←ローカルな名称のためわからない方もいますね、 いいのやま と読みます)が度々登場する。たいへん懐かしい風景である。 と言うのも、ちなみに私は18才まで讃岐で育った。それゆえ「うどん」とは切っても切り離せない好物のひとつである。讃岐うどんも、よくぞここまで有名になったなーとも思うが、たいへん安価な食糧なので庶民から可愛がられるものだと思う。 うどんのポイントは「つゆ」と麺の「コシ」にあるとよく言われる。確かにそうだがこれには好みもあり、一概にこれがベストというものでもない。 私の場合は次のように考えている。麺を湯がいた時に立ち上る湯気の香りに差が出ると思う。小麦粉の香りだと思うが、この香りが適度に立ち上るのが良い麺だと思う。基本はおいしい麺にある。そして何より醤油をかけて食べるのが通。そしてうどんを紹介するHPの写真によく出ているのは、トッピングにちくわの天ぷらをのせているもの。やはり私もちくわ天をのせて食べるケースが多い。 映画の中の話に出てきた「(瀬戸大橋がない時代の)国鉄宇高連絡船の甲板にあった立ち食いうどん」にもよくお世話になった。映画の中でも「あまりうまくなかった」と言われていたが、実は私もそう思っていた。しかし連絡船の中で過ごす1時間、妙に食べたくなるのがこのうどん。季節を問わず何度が食べた。さほどおいしいとは思っていなくとも、なんとなく注文してしまうこの感じは何なのか。 だいぶ昔の思い出であるが、讃岐人にとっては通じるものであるなーと感じた。 最近は新幹線のホームにも立ち食いうどん店のある駅がある。待ち時間が長い場合は利用したりするが、今のところ、これはうまい と感じた店はまだない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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