テーマ:自動車の燃費(1018)
カテゴリ:車
空気抵抗は、燃費に一番悪影響を与える要素ですね。
空気抵抗は、進行方向に対する投影面に掛りますから、投影面積が大きな車ほど抵抗力が大きいということです。 気温が一定だとすると、抵抗の大きさは、向風 > 斜風 > 無風 > 追風 の順ですね。 ちなみに風の吹く向きと同方向同速度で移動すると、抵抗はゼロ。 また追風の状態でも、それを追い抜く速度で走れば抵抗となります。 また気温の違いでは、 冬場・・・気温が低く空気の密度が大きいので、抵抗は大きく。 夏場・・・気温が高く空気の密度が小さいので、抵抗は小さく。 また、車の窓を全開にすると車内に空気が入り込んで抵抗大となります。 このようなことから低燃費に最も好ましい状態は、 夏場の追風で窓を開けない状態が最も良い、ということになります。 この時、エアコンを使用しなければベストなのでしょうが、窓を締め切った真夏の車内で過ごすのは過酷であり、どうしてもエアコンを使いますね。 さて、空気抵抗が燃費にどの程度影響するか、ですが、 時速 40km/h 7% 時速100km/h 20% というミニバン所有者の報告があり、60km/hでは10%程度の悪化と推定します。 背の低い普通車なら、もう少し低い数字になるとは思いますが。 このように普段は風のことを気にせず運転し、燃費表示を見て一喜一憂していますが、こんなことも影響しているのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[車] カテゴリの最新記事
|
|