テーマ:ハイブリッド・カー(58)
カテゴリ:車
遊星歯車を用いた「動力分割機構」について勉強し、自分なりにわかり易い
"モデル図"を作ってみました。 自分なりの解釈で作っていますので、もし間違いがあったら指摘してくださいね。 以下は、システムの作動ロジックです。 システム起動時の充電は、エンジンが掛ってサンギア側の発電機に動力を伝える。この時、リングギア側は回らないように制御している。 充電が終わってモーター走行する時は、プラネタリーギアに直結のエンジンを止め、モーターに送電する。この時、サンギアの発電機を無抵抗状態で空転させる。 アクセルを踏んでエンジン走行する時は、発電機の回転抵抗を高めて、プラネタリーギア(=エンジン)の動力をリングギアに伝達している。 発電機の回転抵抗を高めるのがミソ。そうしなければリングギアに動力が伝達されない。この時、発電機は回生状態となって発電している。 ブレーキを踏んだら、駆動用モーターが発電機となって回生電流を電池に充電する。 シフトをBドライブに入れると、発電機の回転抵抗を高め、車の運動エネルギーをプラネタリーギア(=エンジン)側にも伝えてエンジンブレーキとする。この時、発電機は回生状態になるので発電もしている。 公知の古い技術ではありますが、良く考えられた構造だと感心してしまいます。 遊星歯車の構造がわからない方には、ちょっと難しいかと思いますので、もう少しわかり易い図を「トヨタ モーター コーポレーション」さんからお借りしてきました。 上の図を横側から見たものです。 なお、上級者には、"こちら1"と"こちら2"を紹介します。 更に仕組みが動画でよくわかるのは、"これ"ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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