テーマ:政治について(20230)
カテゴリ:なんとかならぬか
小池知事が自民党の許可を得ずに都知事に立候補したことに関して、自民党は小池氏への処分を検討している。
しかし、処分を実行すれば、小池氏が新党を結成することによって自民党への大きな脅威になることから、自民党は二の足を踏んでいる。 以上の状況に関して、二つの点を指摘したい。 1)小池氏は、都民の民意によって知事になった人だ。そして自民党の議員も同様に民意によって選ばれた人である。自民党は、小池氏が党の許可を得ずに立候補したこと自体を取り上げてはいるものの、小池氏への妬みや羨望から「いじめ」を企てようとしているとしか見えない。 組織のルールに違反したとは言え、良い東京都にしようと腹をくくって立候補した小池氏を処分するのは、民意に反するような行為であると思う。都民ファーストではなく、組織ファーストとなっている。 2)小池氏を処分すると、小池氏が正式に自民党を離脱して新党を結成する可能性があり、処分する側の自民党幹部が二の足を踏んでいるとのことについては、「保身」以外の何物でもない。 今、小池氏が新党を結成すると、党員の一部が鞍替えに走るだけでなく、民意もそちらに流れる可能性があり、自民勢力が衰えるかもしれないとの懸念があるからだ。 そういったことを「政争の具」にしてほしくないですね。組織論から言えば、処分を下すのが筋だ。ただ、小池氏は、痛くも痒くもない筈だが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.20 06:57:38
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