テーマ:交通事故(10)
カテゴリ:事故・事件
ご存知の方が多いと思いますが、任意の自動車保険は相手側に支払うのが主目的の保険です。
「対人対物保険」と言われるのがその由縁です。 追加として、搭乗者つまり自分側の保険も付いていますし、自分の車両への保険も付けられます。 ちなみに私の保険は、対人対物・・・無制限、車両120万円となっています。 保険会社からは、今回の事故の責任割合の報告をまだ受けておりませんが、結論から申しますと私は今回車両保険を使って自分の車を修繕しました。 責任割合が確定するのに時間がかかり、それを待って修繕するには遅すぎると判断したからです。 怪我人はなく車両の物損のみとし、責任割合を「自分 対 相手 = 2 対 8」と想定した場合の、自分側および相手側の保険からの本来の負担の仕方について説明します。 自分の車両の修繕見積額 100万円←想定 相手の対物保険から80万円負担 自分の車両保険から20万円負担 相手の車両の修繕見積額 50万円←想定 自分の対物保険から10万円負担 相手の車両保険から40万円負担 すなわち上のケースでは、自分側の保険からの負担額は、20+10=30万円となります。 早く言えば、全体修繕額150万円の20%負担ということです。 ただし責任割合が確定していなければ負担配分を決められません。 今回は修繕完了を早めるために、責任割合の決定を待たずに車両保険を使って修繕額100万円を負担した、ということです。 これで保険の等級は3等級下がり、目に見えない今後5年間の保険料の増分は15万円。 これが今回の事故における自腹(=損害)に該当しますね。 私は自分の保険会社から100万円を負担してもらっていますが、保険会社は責任割合が確定した後、相手の保険会社に対して相手の責任割合分の額を請求するのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.21 08:32:07
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