カテゴリ:事故・事件
【某社新聞 1面から】 ようやく新幹線の台車亀裂原因が判明したようだ。 わかりやすく言えば、 台車の中空パイプとスプリング取付座となる平板を溶接する際、中空パイプ側を許容範囲を超えて削り過ぎた → 中空パイプ自体の強度が低下した。 溶接時に割れや空洞が出来、そこが亀裂のスタートポイントとなり、金属疲労により亀裂が進展した。 ということらしい。 台車メーカー側は、"少しぐらいなら" と安易に考えて中空パイプを切削して溶接したのであろう。 人命に係る部品なのに、安全係数を極度に小さくする方向で溶接をした、ということだから、製作メーカー側の責任は大きい。 同様に製作された100個ほどの台車は、メーカー側の全額費用負担で作り直してJRに納入するらしいが、致し方のない事だろう。 おまけに車両受け入れ検査も実施していない模様だ。これは国やJR側の落ち度だろう。 設計通りに物ができているかどうかチェックするのは、メーカーとしては当然なされるべき仕事であるのに、それがなされていなかった。 やはりこの問題も当事者意識の欠落した考え方が伺える。 列車を止めなかったJRが叩かれているが、メーカーや国も他人事として考えていたのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.25 11:22:12
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