テーマ:トヨタ アクアについて(100)
カテゴリ:ひとりごと
素性と言っても、以前の私の職務内容ですが。
これを見ていただければ、なぜ私が経済性にこだわるのか納得して もらえると思います。 私自身は今でもエンジニアなのですが、工場の設備投資に係る仕事に 就いておりました。 設備投資とは、会社の売上や利益を向上させるためにお金を使うこと。 設備投資を提案する時、経営者に対しては、設備の内容や利益計画に 加えて「投資採算性と根拠」について説明せねばなりません。 投資採算性をわかり易く言えば、使ったお金が何年で回収できるか、 ということです。 それを会社の計算ルールに従って算出します。当時は回収年数3年が 目安となっていました。 会社の計算式は大変複雑怪奇なのですが、超わかり易く示しますと、 (使ったお金)÷(その投資で得られる年間の利益) = (投資回収年数) です。 そんな仕事をしていたので、今でも経済性について考える癖が付いて しまっています。 ですから、費用対効果とかコストパフォーマンスなどの言葉は、当時 からの口癖ですね! 例えばアクアを購入した時もそうでした。 それ以前はエスティマに乗っていて、子供も大きくなって車に乗らなく なったので、ミニバンを所有している事が不経済であると感じていました。 ちょうどそのころ、テレビで日本最高の低燃費車が発売される、とのCM が流れたのでした。それがアクアであり、私の投資の始まりでした。 「リッター当たり30km、本当にそんな車があるのか!」と疑っていました が、その後、自身でそれが事実であることを実証するのでした。(笑) エスティマの当時の実燃費が8km/L。アクア購入時には、もちろん達成 すべき目標を掲げました。 「燃費を3分の1にする」すなわち実燃費24km/Lを目指すことにしました。 その後、約6年経過していますが、平均の実燃費は25.7km/L ですので 当初の目標は達成です。 問題の投資採算性です。メリットの考え方によって変わるのですが、 (1)実燃費改善8→25km/Lによるガソリン代節約額・・・77万円。 新車購入のためのお金を使わずに、引き続いてエスティマに乗り続けた 場合との比較となります。 190万円で新車に乗り換え、6年間で77万円のガソリン代節約と考えれば 投資回収年数14.8年となり、あと8年乗らなければ回収できない計算。 しかしながら、エスティマから何らかの車に乗り換えていたはずです から、新車購入費全額を投資額と考えるには無理があります。 ですので、私は下の評価が適切だと考えています。 (2)HV車でなく燃費15km/Lの1500ccガソリン車を買った場合と比較した 時のガソリン代節約額・・・25万円。 HV車の増分価格30万円で考えれば、投資回収年数7.2年となり、 あと1年と少しで回収を終えます。 こんなにもこだわりを持って、アクア購入の経済性評価を続けてきた私 ですが、私の職務経験から来ているものです。 アクアにはあと1~2年乗って、次の車の購入を考えようと思います。 現時点の選択肢は、 ①フルモデルチェンジ後の"アクア" リッター40超え? 後部の居住性改善に期待。 ②カローラ スポーツ 経済性はアクア並み。つながる車? ③プラグインHV車? かな~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.16 11:30:53
コメント(0) | コメントを書く
[ひとりごと] カテゴリの最新記事
|
|