テーマ:自動車の燃費(1017)
カテゴリ:車のデータ
燃費計に表示される数値と、満タン法による実燃費計算値との乖離の話題がよく上る。
走行距離は車が測っている数字を信じるものとし、乖離が発生する原因としては、 ①給油時のガソリンの入れ方のばらつき ②給油装置の計量誤差 ➂車の持つ燃料噴射量カウンターの機差 の3つが挙げられる。 つまり、「ガソリン量計測の正確さ」と「給油する時の基準」の2つが大きな要因と見られる。 またその乖離の度合いは、車の車種やメーカーによって差異があることもわかっている。 今回は私が乗り継いだ2台のアクアの、二つの数字の乖離の度合いを調査した。 その二つの数字の間の関係をわかり易くするために、今まで蓄積したデータをもとにして、 横軸を「燃費計指示値」 縦軸を「満タン法による実燃費計算値」 とする散布図にしてみると、意外にも面白いことがわかった。 一次近似直線の「傾き」が 1.0 の時、「燃費計指示値」と「満タン法による実燃費計算値」が一致することを意味しているので、 初代アクアの傾き=0.940 →燃費計指示値の94.0%が実燃費 新型アクアの傾き=0.955 → 〃 95.5% 〃 となり、新型のほうが乖離の度合いが小さくなったとも言える。 以上、燃費計を見れば実燃費が推定できるという根拠をお示ししました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.13 08:57:31
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