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四弦凡人

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2004/10/25
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カテゴリ:Band
『ありがとう』『がんばろう!』…様々な想いが交錯する、そんな中でのライヴでした。

ライヴの感想の前に…

本番2日前になって急遽、対バンであったバンドが出演不可能となった。なぜならば台風23号によりな被害を食らった被災地『豊岡』のバンドだから。
結果、地元の25歳グループが急遽出演依頼を引き受けてくれる事になる。

こんな時だったからライヴ自体が出来るかどうかも不安な状況だった。また、こんな状況でライヴの様な歓楽的な事が許されるかどうかも。
でも、主催する者も出演するメンバーもスタッフもそこにいる皆が想いは同じだった。
こんな時だからこそ、難しい事にチャレンジする。落ち込んだ皆の心を少しでも立ち直らせたい。こんな状況を皆で乗り切ろうという想いが強かった。強い気持ちで。

そんな空気の中、オープニング・アクトは急遽出演以来を引き受けてくれた若手パンクバンド『一心』。
荒削りだが若さ溢れる彼らの演奏は落ち込んだ被災地に元気を与えた。結成4ヶ月目とは思えないまとまりで開場を暖めてくれた。

バトンを受け取ったボクらは後半21時からの出演。ほぼ予定通りのスタートだった。
今回の目玉となったのはVJ(ビデオジョッキー)とバンドのコラボレーション。会場の3箇所にセットしてあるカメラをステージ裏にあるスクリーンにライヴで映し出し、それらを巧みに操作する。それに協力してくれたのは『徳ちゃん』。まぁちゃんの友人です。
そんな新たな試みの中、ボクらがステージに登場すると歓迎してくれるみんな。見回してみると想像していたよりもイッパイのお客さんで溢れていた。ホント嬉しかった。

スタンバイOKの後、VJの映像とBGMが流れ、それに合わせカウントからオープニングに持っていった曲はほぼ7年振りにする『HAREM SCAREM』からウチらにとっては新曲になる『CHANGE COMES AROUND』からノンストップで『IF YOU』へ。
この2曲の新曲は思っていたよりもお客さんに受け入れられたようだ。その後、一旦チエちゃんのMCへ。
この日に来てくれた皆と被災地・被災者へのメッセージを届けた。
3曲目からは『VAN HALEN』のオンパレード。
チエちゃんの『ベースのコーちゃんの披露宴の余興でも演奏した曲です』との言葉から『CAN'T STOP LOVIN' YOU』へ。続けて『TOP OF THE WORLD』。
ここで再びMC。今回VJとして協力してくれた徳ちゃんをチエちゃんから紹介する。徳ちゃんもお客さんから暖かい拍手を貰ってた。徳ちゃんありがとう!
続いて5曲目は『GOOD ENOUGH』。今まではオープニングに持っていった曲。ピッタシだったからね。で、またまたノンストップで続けたのは新曲の『JUDGEMENT DAY』。ギターのシャチョーはタッピングをお立ち台の上で披露する。目立ち過ぎである。
さて再びやってきたMCタイムではいきなりボクに振られる。
皆に言いたい事は沢山あったにしても、いきなり過ぎて準備もしてなかったボクは結婚報告とその際にお祝いしてくれた皆に感謝の言葉を。そしていつもこんな時でもライヴに来てくれてる事に対しての感謝を述べた。
うまく言えなかったけど言いたかった事は分ってもらえたんかなぁ?
そしてクライマックスはお決まりの『JUMP』『PANAMA』の連発。もうこの時はお祭り騒ぎで演奏するよりも雰囲気を楽しむ事に一生懸命で…(汗)んでステージを後にした。
鳴り止まない手拍子の中再度ステージへ登場。
そして今回のとっておきの新曲は『VAN HALEN』の新曲でもある『IT'S ABOUT TIME』。ノリ難い曲だけど会場の温度は下がらない。最高のテンションでステージを降りた…が、まだ手拍子が鳴り止まない!
まさかとは思っていたが本当に嬉しかった。自分を含め皆が楽しんでいる。
会場からはアンコール曲に『アルマゲドン!』と言う声が聞こえたがシャチョーが断固拒否!でもって今回まだ1曲も演奏してない『MR.BIG』の曲から『ALIVE AND KICKIN'』を持ってきた。もう気分はサイコーである。これ以上ない終り方だと感じながら今度こそステージを後にしたがそれでも手拍子は続く。お客さんも意地になってる(笑)
そんな気持ちに答えない訳にはいかず、今度の今度こそラストで『DADDY.BROTHER.LOVER.LITTLE BOY』を演奏。この曲ではボクもやっとお立ち台に上がる。
サイコーに気持ち良い温泉に一時間ほど浸かった様な気分でメンバーで手を取り会場の皆に何度も礼。イッパイの気持ちを込めた。

本当に色々な気持ちを込めたライヴになった。
急遽出演が叶わなくなった豊岡のバンドのメンバーの悔しい想い。
ボクらのライヴを楽しみにしていたのにそれも叶わなかった皆の気持ち。被災した悲しみや苦しみ。
この様な状況下でもこんな時だからこそライヴはやり通すと苦渋の決断をした主催者側の気持ち。
それを取り囲む周りのスタッフみんなの気持ち。
気持ちを理解してくれて突然の依頼でも協力してくれた『一心』のメンバーの気持ち。
このライヴで皆の気持ちを向日葵の様に少しでも明るく上を向いて前向きに頑張ろうと伝えたい想い。
皆があってのバンドである事の感謝の気持ち。
そんな中でライヴが出来た事はとても大きい。ただ楽しむだけじゃないライヴで伝える事の大事さ。
未来があるから決して下を向いちゃいけないって事なんだな。

今現在も被災地の傷跡は癒えず復旧作業は続いています。
このライヴでの収益金(チケット代金)は僅かですが被災地への救済援助にします。

またライヴ当日の23日には新潟県でも大規模な地震が起きてしまいました。
火山噴火、大型台風、大型地震…
今地球上で何が進んでいるかわからないけど、豆粒みたいな人間にでも出来る事は幾つでもある。
その為には、皆で協力しあう事が重要であり人間1人では何も出来ない。
こんな時にこそ支えあうべきだと思う。





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Last updated  2006/07/18 11:33:16 PM
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