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四葉になりたいクローバー

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krow-ber

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2005年09月29日
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カテゴリ:子育て


ママは、みんなが汚したものをお洗濯する。
ママは、みんなが散らかしたリビングを掃除する。

ママは、みんなのご飯を作る。

ママは、具合の悪いときも
みんなのことを気にかけている。

ママは、自分のことなんか一番最後で
いつもみんなのことしか考えていないんだ。

いつもいつも

みんなの幸せを作るために
一生懸命働いている・・・。

でも

子供達は無邪気で
ママがすることの全てを
当たり前だと思っている。

そんな子供達にママは
教えてあげたいことがある。

誰かが自分のために何かをすることに、
当たり前なんかない。

人がしてくれる全てのことに
心から感謝できるようになってほしい。

人に何かしてあげることに見返りを求めてほしくない。

人は一人一人価値観も生き方も育ち方も違った生き物なんだもの。

自分が相手にしてあげたことの全てが認められるわけではない。
何でもかんでも、やってあげれば喜ぶとは限らない。

人は、心から何かを学ばなければ、上っ面で
決まりごとのように人の気持ちを考えるようになってしまうと

私は思うんだ。

人の気持ちを考えるのに、年齢なんか関係ない。
自分のことが考えられるようになったら、
自分とおんなじ形をした、相手のことも考えられると

私は思う。

だから

子供達に伝えたいんだ。

自分以外の人間が、どんなに些細なことでも、
自分に関わるすべてのことをする場合、当たり前としてしたものではないということ。

洗濯も、掃除も、食事も、遊びも、園の行事ごとも
何もかも、自分に関わるすべての事に関して、ママは当たり前として
行っていると思われては、学んでくれない。

親は‘親として当たり前’と思うこと、
子供達は‘親ならば当たり前’と思うこと

それらは別に考えなくてはならないと思う。

親が子供を思うのは、当たり前じゃなく
親がそう思いたいだけで、守りたいだけで
自分の存在そのものなのかもしれない。

だから頑張れる。

でも、子供に
親ならば当たり前と思わせることは
まず、第一にお友達や先生、そのほか人のしてくれることに
当たり前をうえつけてしまっている気がしてならないんだ。

どんなに小さな子供でも、人からの不意の優しさや
親切には喜びを隠せない。

その気持ちを利用して、私は人からしてもらう全てのことを
喜びに変える力を身につけてほしいと思うんだ。

人を頼るなとか、信じるなとか、全て
自分のことは自分でやれというわけではない。

そうではなくて、まず
ママを見て感じてほしい。

ママも自分もおんなじ人間で、生きている。

私は子供達にゆっくりと話した。

「あなた達が今一番したいことと、ママが今一番したいこと、
ママはどちらを優先させるかといったら
あなた達の一番を優先するよ。

それがなぜかといったら、
あなた達が望んでいる一番の気持ち、ママにはわかる。

どういう意味かというと、

ママもママの一番が先だったらいいなあ~って思う。

自分が望む一番は自分が先に叶えてほしいもの。

自分の気持ちがわかるから人の気持ちもわかるの。」

そんなこといって、将来
自分のことは全て我慢して人のことばかり世話をしてしまわぬよう、

バランスを取って
教えていきたいとは思うけれど、

私は、人を育てているということを
忘れたくないんだ。

子供はおもちゃじゃない。
自分とおんなじくして生きている。

人間は、どんなものよりも高貴で偉大なもの。
それを、いい加減に育ててはもったいない。

花だって、育つ前に
枯らしてしまっては
もったいないと考えるとわかってもらえるでしょうか?

生きているものは、根っこが肝心。

そのうちわかるようになるというのは
服を後ろ前に着ているとか、靴を反対に履いているとか
何でもかんでも口に入れてしまうとか、そういったたぐいのことであって

人の気持ちや自分の気持ちを考えるのに
大きくなればわかるとか、まだ小さいからわからないとか
そのうちちゃんと考えられるようになるなんて思えない。

小さくたって、転んだ傷がいたくって泣く、
小さくたって、おもちゃを取られたくない気持ちや
やりたいことができないじれったい気持ちを持っている。

自分のことしか考えない子は
大きくなっても人の気持ちや自分の気持ちを
決まりやたてまえだけでしか感じることができない。

道徳のテストに出題されるからやるとか、
そういう考えでしか人に接することができない
心のない人間に私は自分の子供を育てたくはないんだ。

子供達の自然に芽生える気持ちの根っこを育てて
人として綺麗な花を咲かせてやりたい。

格好だけではない、根っこから美しい
心の花を咲かせてやりたい。

そんなやりがいのある子育てを一生やってゆきたい。
どんな花が咲くのかはその子の個性も混じってくるからわからない。

でも、できるかぎり
人間らしい人間にしかできない
胸の奥にある本来の優しさや素直さや
純粋なものの見方のできる人間を育ててゆきたい。


子供は可愛いだけで育ててはいけない。
子供はママのおもちゃじゃないんだから。

子供は‘人間様’なんだ。

~わたし論~



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Last updated  2005年09月30日 09時45分43秒
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