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テーマ:嬉しい(9)
カテゴリ:子供心
ママは見ていないんだから信じようがないよ。 そう言い放った私は、子供が運動会のために必死になって練習していた 逆上がりを今日はできた、一回だけできた・・・と言って ママに必死で訴えていたことに心から耳を貸すことはなかった・・・。 運動会間近になって、一度だけ公園で ママに逆上がりが本当にできるのかどうか 見せてごらん?と 当日自分だけできなかったらどうしようという不安を 抱えていた我が子に精一杯頑張ればそれでいいと声をかけ どの程度できないのか、どの程度できるのか 私自ら見てあげようと思った。 でも どの高さの鉄棒に手を伸ばしても おしりが持ち上がらない。 ママは、自慢げに 鉄棒に手をやり、自ら連続逆上がりをして見せた。 そして 「ママは何でも頑張るよ。」 「ママは何でもできる。」 「ママは何でも一生懸命やる。」 「ママは頑張れるだけ頑張る人なんだ。」 「それでできなかったら できるようになるまで頑張ればいいんだよ。 それからだってママは本当に喜んであげられる。 たとえ、運動会が終わってそれからだって できるまで一生懸命頑張ったことをちゃんと認めてあげる。」 そう言って、鉄棒から離れ 公園で遊んだんだ。 ~運動会当日~ いよいよ逆上がりをかねた 障害物競走が始まった。 ママは固唾をのんで見守った。 無邪気に一生懸命走るその姿を見て 自分の子ながら可愛らしさでいっぱいだった。 ``r(^^;) そして いざ逆上がりというとき、ママにも緊張感が走った。 思わずビデをカメラを取るその手に力が入った。 そして鉄棒に手をかけた瞬間、心の中で「ガンバレ!」と念じた。 すると 娘は・・・ ・・・(゚_゚i) 回った! できたんだ! その瞬間 ママは 娘の頑張った成果を認めた。 これまで「今日は一回だけできたよ」と言う言葉を 私は信じてはいなかった。 空返事で「そうなの?よかったねえ」とは言うものの 毎日のように逆上がりができたできないという娘の不安 追い討ちをかけるように 「できたできたって、できたのをママに見せてから言って!」と 言い放ってしまったことに後悔の念を抱いた。 当日、逆上がりができた瞬間 母子共に心が通じたように思えて 嬉しくてたまらなかった。 よく頑張ったね。 暖(はる)。 そして 暖(はる)が一番欲しがっていた 心からのママの嬉しい気持ちを プレゼントした。 達成感というのは こういうものだと私は思う。 頑張った暖(はる)から新たな感動をもらった。 ありがとう。 ~わたし論~
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Last updated
2005年10月13日 06時08分29秒
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