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krow-ber

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2005年11月07日
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カテゴリ:子育て






今までの私が思っていた





母親像は




子供にとって重く




寂しさを押し付け




わがままを押さえさせ




無邪気な子供心を失わせてしまうような






ひどいものだったのかもしれない。




長女は、6歳




まだ




6歳




たった6年しか生きていない




新鮮な人間だ。




これから先、あの子の2歳半から見失っていた子供らしさや無邪気さをもっともっと良く見つめて、


もっともっと見守ってやらなければならないのが私が親としてやらねばならないことなのだ。




長女は弟が生まれてからママを独り占めできなくなった。


その頃まだ2歳半だったのに、ママは自分と弟の2人のママになったんだ。




ママは




その頃から


長女が何でも自分でできる


手のかからない子であることに甘え


心から熱心に向き合うことが少なくなったように思える。




過去を振り返れば振り返るほど


まだあんなに小さかったのに何で?




自分自身でもそう思うんだ。




なんでも自分でできるのではなくて




教育や教養と思ってしつけてきたつもりが




子供にとっては




いつの間にか




強制と脅迫に変わっていたのかもしれない。




今の長女は自分から


自ら進んで人のために動くことはない。




自分のためにしか働こうとしないし


自分のことしかやらない。




それさえもいい加減であったり


すっぽかしたり、見えないところで


ルールや約束を平気で破る。




その上、何か物事を頼むと


やったフリだけして弟に任せ、


自分がやったように見せかける。




これは知恵のついてきた


長女ならではのことなのかもしれないが




長女であれ弟であれ


一人の人間として自分の家族や


自分を取り巻く暖かい人々に対して


心無い気持ちの持ち方はしてほしくない。




誰でも


自分と同じ人間であることをわかってほしい




自分が嫌なことは人も同じように嫌なことであること




人は自分と同じ




生きている人間であるということを理解してほしいと常日頃話してきた。




しかし




そんな思いはいつしか


子供のためではなく




私だけが満足する母子のふれあいだったように思える。




実際、子供はそんなふれあいは望んでいない。


それは弟の存在がママに気付かせてくれた。




下の子が産まれ


私は長女とは打って変わって


子供心を尊重し今4歳になる長男は


いまだ私の中では赤ちゃんのままで


4歳児とはこういうものかと素直に受け入れている。




なのになぜ


長女が4歳の頃


それが受け入れられなかったのか?




可愛らしさが一番輝いていたあの時期


私は長女に何を教えてきたのか?




私の右腕として


可愛くて小さかった長女に頼り


お手伝いをすることの楽しさや


人から受ける感謝の気持ちの嬉しさ


人が自分にありがとうといってくれるのには


どんな意味が込められているのかを真剣に教えていた。




でもそれは、ママは長女をこき使っていただけなのかもしれない。




3人を同じように育てたいけど


一人一人から学ぶことが沢山ある。




私の場合




上の子から順番に


教えられることが多く




下を育てるにつれて


だんだん年齢に応じた向き合い方ができるようになっている。




だから上は


いつまでも同じ目線で向き合おうとし


常に初めての子育てであり続ける。




上の子にとって、ママはいつまでも成長せず


ぶつかってばかり、悩んでばかり、後悔してばかりいるんだ。




私は




子供に




教えられることなど何もない。




私は




子供から




教えられているんだ。





今あの子は


自分自身が出した答えで生きたがっているように思える・・・。




誰からも




強制や

脅迫はされずに





自分自身の生き方を探している。





子供は何もしなくても


親を見て成長し続け、


私が人間関係の基本となっている。







あの子は




私を手本に生きている。






続く








~わたし論~



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Last updated  2005年11月07日 13時36分51秒
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