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カテゴリ:子育て
山へ行って 子供達に教えたい。 そして 花が大地に根を張って生きている姿を見せ 自然の素晴らしさを 心で感じ 自ら 本来 自分があるべき姿を学ばせたい。 小さな心に囲いを作ってしまわぬよう お金では買えない 花や草木の ありのままの姿を 今の子供達に 見せておく必要がある。 自分の力で根を張って 自分にしかない 生き方をしていけるよう。 本物の山や川 本物の草花 本当の姿を知っている人になってほしい。 水も土も 店に存在するものではなく 自然の中に存在するものであるということ 今は 店へ立ち寄れば何でも簡単に手に入る環境にいても そのものがどんな場所でどれだけの愛情に守られ どんな風に作られ育ったものかを知っていてほしい。 原型はどんなものであったのかもわからないで 虫や動物まで金で買い、いらなくなったら簡単に捨ててしまう 人のの心までも そんな風に簡単に捨ててしまうことのないよう 子供達の心の中に 生きるものを大切にする心を 持たせなければならない。 人間も 生きるものの一個に過ぎないのだ。 今の環境から脱出し 見も心も無にして 自然を眺めよう・・・。 長女と共に6年間過ごし、私が学ばせてきたことは 私の自己満足に過ぎず、あの子の本当の姿を 押し消してきたように思えて仕方がない。 長女にやるべきことだと教えてきたもの全ては 自分がやりたいことではなかった。 だから それをやったからといっていくら褒めても、 ‘やったことに対して’褒められたという喜びを知ることはない やらなければならないことをして それを‘私に褒められたこと’に喜びを感じてしまう。 長女の成果は 私の中にあるんだ・・・。 本来 自分の成果は 自分の中で誇り高く そうやって自信につなげてゆくものだと思う。 私は、長女の‘自分’というものを ‘私’で支配してしまっていた。 子育てにやり直しはきかない。 でも子育てに失敗したと後悔してはならないのだ。 子供はそれでも生きて 成長し続ける。 きっといつでも 今が大事なんだ。 子供の一瞬一瞬を見逃してはいけない。 この世にたった一人しかいない もうあの生まれたばかりの片腕に乗る 小さな赤ちゃんに戻ることのない我が子の成長 それを 私の心に刻み 一瞬一瞬を共に大切に生きてゆこうと思う。 <参考> 山へ行こう そして あなたの造られた風景を 見てこよう 花の周りに 囲いがあるだろうか 崖の上に 柵があるだろうか 小さな心にさえ 囲いを作っている私 ~星野 富弘~ ~わたし論~
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Last updated
2005年11月09日 10時02分00秒
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