テーマ:日本犬(1)
カテゴリ:ふるさと自慢
4月8日は「忠犬ハチ公の日」でした。亡くなった飼い主の帰りを来る日も来る日も待ち続けたハチ。忠犬ハチの物語は、何回もドラマになったり、映画化されています。私も幼いころマンガで読み、たいへん感動したものです。1934年に設置以来、人気の待ち合わせスポットとして、渋谷駅のシンボル的な存在になっているハチ公像ですが、実はこのほど、古河市内にもハチの銅像があることがわかりました。
古河にあるハチ公像は、街中には立っていません。大きさも両手に乗るほどの小ぶりなものであるとのことです。ポーズも渋谷駅前のものとは異なり、伏せています。しかし、非常に貴重なものなのです。なぜなら、この像があるのは、ほかにハッキリわかっている限りでは皇室と制作者の安藤家だけだからです。しかも、安藤家のものは空襲で焼け、足が破損してしまっているとのことです。 この像は、長年、安藤家で尽くしていらっしゃった家政婦さんの、古河の実家で大切に保管されていたそうです。今年は、ハチの生誕90周年ということで、渋谷の郷土博物館で記念の展覧会が企画されていて、そのための調査によって「発見」されたそうです。秋にあるという特別展では、もしかしたら、この像が展示されるかもしれません。最新4月号の市報にその「ヒストリー」が載っているので、ぜひお読みください。 ところで、ハチは、秋田犬(あきたいぬ)という種類で、大きくてがっしりとした体格の持ち主ですが、とても穏やかな性格のようです。かのヘレン・ケラーが気に入って、初めてアメリカにわたった犬なのだそうです。そして、2009年にはアメリカでリチャード・ギア主演の『HACHI 約束の犬』が作られました。最後にアメリカの人気番組、『Dogs101』からの動画をごらんください。 http://www.youtube.com/watch?v=AXFAoRhUZp0 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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