新国立美術館に着きました。
もう閉館では。 2009/04/11 16:47:06
旧日本陸軍跡地に建てられた都心とは思えない面積の美術館。
東京ミッドタウンの斜め前、乃木坂駅の出口を渡ったブロックにあります。
常設展は無料なので、朝早く来て一日のんびりすごすと楽しそうです。
写真は裏門。
閉館時刻が迫る中、
「ルーブル美術館へ行くと1500円じゃすまない」
ということで当日券を買って中へ。
“美の宮殿の子どもたち”ということですが、確かにテーマは子どもでした。
でも、子どもがモチーフというだけで展示物は結構ばらばらです。
紀元前1500年代(出エジプト記が書き終えられた頃)のエジプトの美術品。
子どもというよりグレイという頭身バランスの彫像あれこれから始まります。
油絵、彫刻、水彩、そして国外公開初という少女のミイラ。
でも死体だよ? 死体もこれだけ時間が経つと見物対象なのでしょうか。
人体の不思議展についても同じように感じていました。
知ってる子の死体だったらどうだろう。
子どもを描くと高く売れるから子どもを描いた、という雰囲気の作品も多く、
消費される子ども、というものについて考えさせられました。
子どもで一儲け。
裸の少女の“無垢”という名の大理石の彫像がありました。
ジャン=バティスト・ルイ・ロマン作。
悲しそうな裸の少女が手のひらに死んだトカゲのような生き物を乗せています。
女の子の体はなまめかしく、見ていて痛々し気持ちになりました。
この像は、なぜか下半身が撫で回されたように手垢にまみれているのです。
大理石の女の子は逃げることも抵抗することもできません。
この女の子はどこから連れてこられたんだろう。
裸でモデルになるのは嫌だったんじゃないかな。
でも女の子なんてほんとに力のないものだからね。
U15の歴史。
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