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カテゴリ:読書フィクション(12~)
「作りたい女 食べたい女(1-2巻)」ゆざきさかおみ KADOKAWA
最初は単なる性役割分担批判のマンガだと思っていた。 たくさんご飯を作りたい野本さんが登場する。料理が好きで、SNSで料理欄も設けている。でも「良いお母さん」「良い妻」になるために作っているわけじゃない。「自分のために好きでやってるもんを、全部男のために回収されるの辛い」と感じる野本さんであった。 その彼女に、住んでるマンションの隣に月に7-8万もの食費を使わないと食欲が収まらない「食べたい女」がいることが判明する。2人の利害は一致して、「作り、豪快に食べてくれる」生活が始まる。 女性同士だけど、美味しく食べてくれる、いろんな思いやりを示してくれる、そんな相手がいる、これがこんなにも嬉しいと野本さんは気がつく。 2巻目で、それが「恋心」に発展するのである。 まさか、この作品がBLならぬGL(ガールズラブ)の作品とは思わなかった。未だ2巻。未だ野本さんの片思いで、GLは成立していない。果たしてどこまで行くのか。注目したい。 「このマンガがすごい」オンナ編第2位。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年02月18日 19時31分45秒
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