ゆで卵
復活したキン肉マンじゃありませんよ、無性に食べたくなる事はありませんか?今は卵は物価の優等生とか言われるくらい安く買えますが(このところそうでもないらしいですけど)、わたくしが小学生の頃には思いきり食べられるのは、運動会とかのイベントが開催される時ぐらいでしたから、その様な機会があった時にはここぞとばかりに4、5個は一気に頬張ったものです。今は、そんな貴重だったゆで卵も滅多に食べることは有りませんが、昭和を題材にしたTVなどのシーンで、俳優さんが卵の殻を不器用そうに剥いて塩を振って美味しそうに食べるところを見ると、心の奥に仕舞っていた偏った食欲が甦って来てしまい、ついつい冷蔵庫から卵を数個取り出して台所で鍋にそっと入れたりして、妻に笑われたりする事があります。先ほど夏に録画をしておいた「大東亜戦争」(決して右寄りな訳ではありませんが、あえて第二次世界大戦とは言いませんよ)を題材にしたドラマで兵隊さんが、殻を剥くのももどかしそうに食べるシーンを見て…こんな時間にもかかわらず、痛風に配慮し遠慮気味に2個を水の中に静かに転がし入れてしまいました。しかも、何て我慢の出来ない事だろうと自己嫌悪に落ち入りながらも、本日最後だったはずの焼酎のレモンソーダ割りを、茹で上がる時間に合わせてステアしてしまっているのでした…新しいソーダを開けてしまいましたので、しょうがないので録画しておいた「ブラタモリ」を見ることにします。しかしこの人やっとデビューした頃のマニアックさが戻って来たようです。お金のなかった時と大金持ちになった時の面白さに共通点があるなんて不思議ですが、何となく納得できるような気も致しますね。(途中はつまらなかったですがね)楽しいなぁ~こうでなくちゃねぇ~「笑っていいとも」のタモリなんてつまらないものね~あぁ…だからタモリじゃなくて「森田一義アワー」と言ってるのかな?そうならさすがですがね。さぁゆで卵を食べるとしますか、月のクレーターのようにならずに素直に卵の表面がツルツルに剥けてくれることを祈っていてください。