腹筋があぁ…
今日は腹筋がとてつもなく痛いです…先日健康診断の結果を見てダイエットを宣言した以上何かをしなくてはならないので、就寝前にiPadに映し出されるメニューのとおりに「1…1…1…1,2,3,4」と、15分ほど頑張ったせいなのですが、これが大変な痛さとなっております…さて、話は変わりますが、ここ数年の中で一番の「長髪」になっております。数年間手間の掛からない「角刈り」で通して来ておりますので、自分では気になって仕方がないのですが、妻には「…そう?」と、軽く流されました。まぁ、わたくしの事にまるで興味がないのは分っておりますが「そうだね安い床屋に行けば」くらいの愛想があっても良いのではないでしょうかね。子供達が札幌に行ってからは札幌の床屋さんで「1,000円」で済ませているのですが、このところ札幌へ行っても超多忙で…といっても散髪に掛かる時間は20分程度ですからわたくしの本気度が足りないだけなのですが、とにかくここ数年の中では一番の長髪になっていることは間違いありません。今週末には何とか「角刈り」に戻りたいのですが、今のところその予定は立っておりません。わたくしのヘアースタイルはバリエーションが極度に少なく、小学生時代は坊主頭。中学時代は散切り頭…悪さをして時々坊主頭。高校時代も2年生の修学旅行の時だけは坊主からやっと伸びた髪に無理矢理アイパーをあててもらってオールバックにしましたが、基本的には3年生卒業まで「坊主頭」で過ごしました。京都の京極町で「古都の不良達」にカツアゲを喰らはないようにリーゼントにしたつもりでしたが、期間が足りなかったので前髪の長さに不足が生じてしまい友人達からは「ドラキュラ伯爵」と呼ばれておりました。しかし、このドラキュラヘアーが「古都の不良達」に別の意味で恐れられたのか、「古都の不良達」の餌食になった同級生も多々おりましたが、わたくしは無事先輩へのお土産の「キャメル」や「マルボロ」を買うことが出来ました。大学に入りやっと坊主頭から解放されたのですが、散髪の料金が高いので春から床屋に行かずにいて冬を越す頃になると、かなり周囲に不快感を与えるような長さにまでなっていました。しかし、その当時は「長髪」が流行しておりましたので、街を歩いていてもそれほど目立ちもしませんでしたから春まで放って置いたのですが、Tシャツ1枚で外出が出来るようになると更に長さが目立つようになり、しかもシャンプーやリンスなんて使わずに「安い石鹸」で洗いざらしにしたままにしておいたせいで、その頃にはインドの修行僧のようにボサボサになってしまいましたので、このままではバイトもままならなくなると奮起して床屋に行こうとしたのですが、バイト代が入っては「つぼ八」や「グランド居酒屋富士」通いをして安酒を鯨呑みしていてお金が足りません。6畳一間で寝転んでそれなりに困っていると、大学生の身でありながら同じようにその日暮らしをしていた友人が「おい熊。美容室でカットだけしてもらったら安いぞ」と教えてくれました。せっかくなので、教えてくれた安い美容室のドアを恥ずかしそうに開けて「すいません…カットだけお願いします。」と言うと、美容師さんが「初回の方はシャンプーをサービスしますよ」と言うので「あぁ…それじゃぁお願いします。」と、蚊の鳴くような小さな声でお願いして椅子に座りました。ばっさばっさと見事なハサミ裁きで髪を切ってくれた後「はいシャンプーをしますのでこちらへどうぞ」と言われて席を移動しました。席に座ると何となく雰囲気が違うと思ったのですが、美容師さんが「はい背もたれ倒しま~す。」と言ったので、「えっ?」と思いながらも前傾姿勢をしようとすると…美容師さんがいきなり背もたれごと後ろに私を押し倒したので、わたくしは「ごわっ」と声にならないような声を出しながら、思わず腹筋全開で踏ん張ったので「筋肉断裂」になったかと思うほど痛かったのですが…今日の腹筋の痛さは…あの悪夢の美容室事件を思い出すような痛さです…何とか話は最初に戻りました…う~ん理容室と美容室の一番の違いは、シャンプーの時「あお向け」か「うつ伏せ」ですよねぇ…