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ITTFは21年10月1日より「ピンク・パープル・グリーン・ブルー」のカラーリングラバーを解禁と発表しました。こんなことには意義を感じません観る人のことを考えてのことではないかと思いますが、そんなことよりも用具の値段に高騰ぶりに着目しないのかと思います。もっとも「メーカー」が値段を決めるわけで、ITTFにも日本卓球協会にも責任がないのはもちろん理解しておりますが、全国大会を目指す選手のほとんどは、定価であれば8,000円から10,000円のラバーを使用するのが現実です。それを毎月のように貼りかえるとなれば、新型コロナウイルスにより疲弊した経済状況ではいよいよ負担は大きくなります。日本はワンコインランチなどに代表されるように、デフレから脱却できていないなか、卓球用品だけはインフレとなっているのが現実です。卓球専門店も、カラフルなラバーの例えば比較的廉価なマークV、ベガシリーズなどが発売されたら、それまで抱えている赤・黒のラバーの在庫処理対応にも苦慮しそうな気もしますし、1万円前後の高額ラバーも発売されるなら余計に心配なことです。問題は値段なのです。一回貼ったら、1年も持つのであれば…ため息もでないのですけれどね。