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カテゴリ:お産を考える/マタニティライフ
このたび、某テレビ局の24時間何たらで
8人を自宅出産された方が扱われるそうです。 それも、“毎回助産師を呼ばない”無介助分娩だそうです。 若干放送時間がずれることもあるそうですが、8月29日日曜日の朝8時くらいが予定時間だそうです。 という記事を見つけました。 こちらは、mixiで拾った、出演者本人と思われる方の話です。 (URLは自粛します) 今年の24時間テレビで我が家の 8人目8回目の自宅出産 の映像が放送されます もちろん家族のみでの出産です (毎回の事ですが助産婦さんなどはいません) 是非見てください 8月29日日曜日 日テレちゃん 朝8:00あたりに放送されます 時間は多少前後しますが大幅には変わりません 森三中と一緒に出演します 出産シーンがメインではないので 出産シーンは数分間ですが 参考になれば幸いです という、本人さんも宣伝満々? 無介助分娩とは、いわゆる自分たちで赤ちゃんをうんじゃおう! と言うもの。 最低限の、助産師さんもいない、、、 と言うことは、何か危険なことが赤ちゃん、母子にあっても、仕方がない。。。 とのことを意味します。 (これで緊急で病院に行っても、、、たらいまわしですよ。。) 日本助産師会からも、無介助分娩には警告が出ています。 (そりゃ、そうだ) 2009.1.29に出た、日本助産師会の警告です。 警告!! 専門家が立ち会わない無介助分娩は危険です!! 日本助産師会 安全対策委員会 安全対策室 最近、医師や助産師などの専門家の介助無しに夫婦だけで出産をする方がいると聞こえてきます。それに伴う事故も起こっています。最悪の事態では母子二人の生命を失うことになります。これは、お産の専門家から見ると、「無介助分娩」というとても危険なことです。 日本助産師会は、生まれてくる赤ちゃんと母体の安全を最優先させるべきと考えています。 妊娠中に妊婦健診でしっかり、経過に異常がないか専門家に診てもらうことは、安全なお産にする上でとても重要なことです。 しかし、妊娠中に異常がなくても、出産時に母体の大出血や胎盤が出ずに困ることもあります。また、赤ちゃんが仮死で生まれたりすることがあります。そんな時、専門家が側にいて、迅速に、適切な対応をしてもらうことが必要になります。 何か異常があったときに救急車を呼べばよい、という安易な考え方だけでは、助けられる命も助けられないことになることが起こりえます。 最近ニュース等で話題になっているように、全国的に、産科病棟が相次ぎ、緊急時の患者受け入れは、非常に困難な現状があります。専門家を経ないで適切に搬送することは、余計に困難になります。 絶対に、夫婦二人だけの「無介助分娩」をしないで下さい!医師や助産師などの専門家のもとで、お二人の最も大切な赤ちゃんを元気にお迎え下さい。それが、専門家や日本助産師会の心からの願いです。 話をもどして。 今回のテレビでの放送。 8人目。 もはやこの時点で、なれた妊婦ではなく、多産婦は逆にリスクがつきます。 (ちなみに、 それでいて、、、 無介助。 まさか、そんなことを真似する方は、いないか。 または、相当、赤ちゃん、ご自身がもしものときは、それであきらめれるか。 のかたなんでしょうか?? なんだか、、、 いくらなんでも、このような出産をテレビで流すのは、どうなのかな? と思います。 『自宅出産』を賛美し医療不信を煽る、24時間テレビを許すな! 無介助分娩をテレビで?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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