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カテゴリ:映画
戦争のお話は悲しすぎるので読むのを躊躇してきたのですが、 次回のジェリーが出演する映画「300」の背景を知りたいと思って、 読んでみました。 読み終わってひと言。 「か、悲しすぎる…!」 く~!(号泣) ジェリー演じるスパルタ王レオニダスがわずかなスパルタ兵やその他の ギリシャ兵を率いてペルシャの大群に立ち向かい、そして果てる… でもその死は無駄には終わらずに、その後のギリシャの勝利へとつながる という歴史的に有名なテルモピュライの戦いがメインのお話という。 最後には亡くなることがわかっているだけに、そこに至るまでの 登場人物の生き生きとした姿、家族との愛情、日々の努力を読むにつけ ひしひしと悲しみが…。 学生時代に世界史で学んだスパルタというと、厳しい訓練、規律に 縛られる場所というイメージでした。機械的で人間味に欠けたイメージ。 でも、この本を読んで、一人一人は感情も人間味も持ち合わせ、 友のために進んで命を差し出すような人たちがいたのだということを知り ました。 そしてジェリー演じるレオニダス王は、語り手の奴隷クセオの言葉を借りると、 「本当の王たるもの」。 「それは自らの背の汗と、部下のためにこらえる痛みによって部下の愛を得る者。 部下に奉仕を求めず、自ら部下に奉仕をする者。」 戦争のお話は苦手な私ですが、早くジェリー演じるレオニダス王を観たくなりました。 きっとそれはそれは大泣きするでしょうけど。 ハンカチを何枚も用意して見ないときっと大変なことになりそう ですね。 今度は是非この映画の原作本を読んでみたくなってしまいました。 ただ、日本語ではないので…^^;どうしようかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 2, 2005 02:00:53 AM
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