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カテゴリ:MYつぶやき
夫は鍋好き。
でも鍋と言っても夫がはまっているのはキムチ鍋や石狩鍋といった食べ物のほうではなく、 調理器具の鍋そのもののこと。 そんな夫を、私は勝手に名づけて鍋マニアと呼んでいます。 夫は、鍋の材質、熱の伝わりど、出来る料理のおいしさなど、比較検討することに時間を 惜しみません。 二人で大型量販店に出かけると、いつのまにか夫の姿がない。あわてて探してみると・・・ 見つけるところはたいてい鍋売り場。 夫はしゃがみこんで鍋を手に取り、説明書に熱い視線を注いでいます。 「どうしたの?」 と聞けば、 「ほら見てよ。この鍋、絶対いいよ!」 そしていつものように新しく見出した鍋をまるで店員も真っ青になりそうなほどわたしに 売り込み始めます。その姿に思わず 「いったいあなた、その説明書だけで、どっからそんなにたくさん知識がでてくるのかい?」 とつっこみを入れたくなるほど。 でもこのように夫が鍋にうるさいのは、我が家の調理事情が主な原因なのです。 実は我が家での調理は新婚当初からガスの火ではなく、電磁調理器を使っています。 電磁調理器は火を使わないので安全な反面、調理器と鍋の接する面積、鍋の材質によって 熱の伝わりが大きく変わって来ます。 今でこそオール電化などが広まって電磁調理器を使う家庭が多くなったため、 お店にもたくさん電磁調理器対応の鍋が増えてきていますが、私たちが使い始めた約7年前は 鍋選びには四苦八苦しました。 特にフライパンには苦労しました。 ステンレス製のフライパンは熱の伝わりがよいのだけれど、焦げ付きやすかったり、 テフロン加工のフライパンは使っているうちに底面が凹上に変形してしまい、 野菜炒めがシャキッと出来なくなるとその都度フライパンを変えなければなりません。 でも私はずぼらな主婦なので、多少熱の伝わりが悪くても、「まぁいいっかー」と 済ませて放っておくのですが、気がすまないのはわが夫。 「鉄のフライパンがいい」、「いや、小さめのフライパンなら」といまだに研究中です。 そんな我が夫が今特にご執心なのが「圧力鍋」。 鍋を密封して鍋の中の圧力を高めることにより短時間で具材の芯までやわらかく煮込んでしまうあの「圧力鍋」です。 (先日も書きましたが、)うちの炊飯器が壊れたために私の留守中に炊飯器を探しに店に出かけた我が夫。 しかし炊飯器を買わずに「圧力鍋」を買ってきたようです。 なんでも店に行ったら、炊飯器のお隣にあったらしく、さらに炊飯器より安かったそうで。 私が帰宅するとテーブルの上に圧力鍋がどーんと置いてあり、中にはおいしそうなふっくらご飯。 「ご飯おいしそうでしょう?」とうれしそうなわが夫。 「あら、なんで圧力鍋?圧力鍋は昔使ってもう飽きたんじゃなかったの?」 買ってきたのが炊飯器ではないことに少々むくれ気味の私、しかし夫はそんなことはお構いなし、 「いや~この鍋はすごいんだから。いろいろ魚とかも骨まで食べれるし、○○だって、 ◇◇だっておいしくつくれるんだよ・・・」 それからなかなか話が止まらなかったのはいつものことでしたが・・・^^ それ以来夫は鳥肉の手羽先の甘辛煮、豚肉の蒸し煮などを作ってくれます。結構これが具材はやわらかく、素材のうまみも引き出されてとてもおいしいのです。 夫が鍋マニアだと、気に入った鍋が見つかるとご自分で料理をしてくれるのが特典ですね(笑) そして最近の我が家の鍋マニアの口癖が、 「あと何個か圧力鍋を買おうよ。そしてこれからは我が家の鍋は圧力鍋だけにすればいい。 ふたをしなければ、フライパン代わりで炒め物や揚げ物だって出来るから」 これからの夫は鍋マニアならぬ、「圧力鍋」マニアになりそうです。 でもね、いくら良いとはいえ、圧力鍋ばっかりごろごろあったらちょっとこわくありません?だんなさま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 24, 2005 12:37:57 PM
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