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カテゴリ:映画
藤沢オデヲンで今月1/7から始まっていたので、さっそく行ってきました。 幸い私の職場から電車で30分ほどの場所にあるので仕事をそそくさにすませて、いそいそおでかけ。 藤沢オデヲンは入り口がなんともアンティークな雰囲気。昼間とは違ってオレンジ色のライト灯り、なんともおしゃれな雰囲気でした。 夜の部のためかお客さんはほーんとにまばら。 客層はどちらかといえば年齢高め。ご夫婦でそろっての方も多かったです。 そして・・・このスウェーデン作品の映画。 有名な指揮者が病気を患ってしまい、子供の頃にすごした故郷に 孤独に戻ってきたところから話は始まります。 故郷の村は雪深く、主人公は小学校の廃屋に住み始めるのですが、 それがまたがらんとした建物で、なんとも寒そうで・・・ この指揮者の心の孤独を暗示しているようで、 思わず手に持っていたホカロンを握り締めてしまいました(笑) やがてその指揮者は、村の聖歌隊と共に歌のレッスンをするうちに心を開き、 村の人々も歌によって心開き始めます。 しかしそれと共に良く思わない人も脇でわさわさと動き始め・・・。 それぞれが抱える問題、孤独をかなり現実的に描きながら、 それでも一人一人が成長していく。 そんな感じのお話だったように思います。 歌姫ヘレン・ヒョホロム演じる女性が夫からのDVに苦しみながらも 歌を歌う喜びに支えられ、やがて問題に立ち向かう決意をする・・・。 そんな彼女がソロで歌うシーンにわたしは涙を抑えることが出来ませんでした。 そしてスェーデンの美しい景色に感動しました。 最初に指揮者がタクシーの中から眺める雪原の景色はとても雄大で、思わず息を呑むほど。 そして話が進むにつれ春、夏へと変わる季節の移り変わりの風景もとても素敵。 美しい歌声に美しい景色。それを観るだけでも心癒される映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 14, 2006 10:37:25 PM
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