|
カテゴリ:映画
リジー役のエミリー・モーティマーがジェリーとの共演で印象的だったシーンを語ってくれています。 それは海辺でリジーとストレンジャーが歩くシーン。 リジーが息子フランキーの難聴の原因が別れた父親にあることを打ち明ける。 その時のストレンジャー演じるジェリーの表情があまりにも印象的だったそうな。 「あのときの彼の表情といったら! ショックとやるせなさと リジーへの同情と愛が一緒になって・・・ あの瞬間の彼の表情を見ていたら、 実生活でも誰かに深く同情されると自分が哀れになるでしょ? あの瞬間の彼の表情を見てたら 涙が出てきちゃって、・・・」 そして、改めて本編を鑑賞してみると・・・。 彼のその表情を何度かストップしてスローモーションにして・・・ あぁ、ほんと。 なんでこんなお顔ができるのかしら・・・ いろんな気持ちが瞬時に心の中で入り乱れる感覚を見事に表現しています。 今までつじつまが合わなかった「なぞ」が一気につながった驚きと、とまどい。 心の奥からこみ上げてくる彼女やフランキーへの気持ち。 くちもとを少しひらいたまま、眉間にしわを寄せて彼女を真に見つめ・・・ それから押し寄せてくる気持ちに耐え切れなくなったのかのように 瞳は揺らぎ、顔をそらす・・・ あぁ、言葉では言い表せません。 私の文章ではその素晴らしさが半減してしまいそう・・・ その場面を撮ったときは、まだ撮影に入って間もなくだったのだとか。 それも夜遅く、撮影時間も限られて、すぐ本番に入ったのだとか。 それであの表情。 ジェリーの身も心もストレンジャーになっていたからこそ、 そしてリジーやフランキーに愛情を抱いていたからこそ できたのでしょうね。 はい、わたくし、リジーでなくても涙は止まりませんでした。 さすがはジェリー。 役にどっぷりはまって抜け出せなくなるらしい彼。 そんな彼がストレンジャーでよかったと思います。 ストレンジャー役に繊細な感性を持った役者を探していた監督さんは、 どの俳優にあっても何かが足りず、窮地に陥ったのだとか。 しかしジェリーにあったとたん彼に「本能的に決めてしまった」のだそう。 プロデューサーも「彼しかいない」と。 本当にジェリーがストレンジャーでよかった・・・ url=http://item.rakuten.co.jp/mrmax/a-131144/" target="_blank"> しばらくはそのシーンを行ったりきたりする日々が続きそうです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 4, 2006 11:14:07 AM
[映画] カテゴリの最新記事
|