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Feb 9, 2006
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カテゴリ:映画
イギリスでのオールロケ、18世紀が舞台の作品。
前から観にいきたくて仕方がなかった「プライドと偏見」。

忙しくて時間がとれず、行きそびれていたら近くのシネコンでは今週で終了とのこと。
それも一日一回上映で、夕方からの時間帯のみ。
これはどうしても行かねばとおとといに予定を早めに切り上げて、映画館に滑り込みました。

イギリスの田舎の風景が、明るい日差しの中で生き生きと映し出されて、ほんとにもう、うっとり☆
家の中の家具や調度品、豪華なお屋敷のお庭や美術品には、うっとりしすぎてため息が出るほど。
そしてキーラナイトレイ演じるエリザベス、そのお相手のダーシー。
ふたりともとてもとても美しいし・・・。


それから見終わって帰宅した後も、あの美しい風景やバックに流れるピアノの音が
頭からなかなか離れないのです。

それにダーシー役のマシュー・マクファーデン。
気難しい表情の中に繊細さや優しさをにじませた雰囲気があまりにも素敵。
心をとらえて離さない何かがあって、これまた頭の中から離れない。

そして二日たった今日、いてもたってもいられず、またもや映画館にリピート(笑)。

今回は話の筋や登場人物を、パンフレットを見て頭に叩き込みなおしたおかげで
先回よりも、役者さんのちょっとした表情やしぐさに気づくことができました。

外見は仏頂面でプライド高く見えるダーシー。
彼は、話の初めからキーラ演じるエリザベスに嫌われてしまうのですが、
彼は最初から彼女のことを見守っている。遠くから、ときにはそばでそっと・・・。
舞踏会で、他の男性を探してうきうき歩いているエリザベスの後ろに、
さりげなく姿を現しては二、三歩ついて歩き、それから離れ去る。

エリザベスが彼の近くを通るときに、ダーシーの青い瞳がチラッと揺れる感じ。
彼女をそっと目で追っているのが分かって、なんともいじらしくて・・・。

予告編にもあるとおり、話の中ではプライドの高さと、相手への偏見のために
お互い誤解をしたまま二人はすれ違い、
ダーシーが意を決して彼女に思いを打ち明けたときに、
彼女はひどい断り方をしてしまう。

でもダーシーはあくまでも紳士的にその誤解を解く努力をします。
そして彼女に気づかれない仕方で彼女を助けていく。

それを彼女が知ったとき・・・



あぁ、もう原作を読みたくなってしまいました。
原作はジェーン・オースティンの「高慢と偏見」。
イギリスではあまりに有名で、文学の入門編として親しまれているのだとか。

映画館の帰りに本屋のはしごをして原作本を探したけれど見当たらず・・・。

以前にBBCが製作した映画もあり、
それはコリン・ファースがダーシー役でとてもヒットしたのだとか。
DVDもでていますが、そのお値段がえらく高かった記憶があります。
でも是非見てみたいなぁ。

そして今では、イギリスに旅したーい☆とまで言い出す始末・・・

あぁ、時間もお金もないけれど、新たにはまっていく予感。
お願いです、誰か私を止めて~(笑)







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Last updated  Feb 9, 2006 11:41:20 PM



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