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昨日のNHKクローズアップ現代は一連の知事の逮捕の背景について宮崎県と和歌山県のケースについて報道していました。
宮崎県では当選した知事が人事権を悪用し、自分のいいなりになる部下を重用し”天の声”を伝える役目を担わせていました。 (”天の声”という造語?は嫌いです。お天道様がかわいそうです。) わずかな報酬で危険な調査を請け負っていた地元業者を押しのけて”よそもの”に仕事を与えているようでは反発されても仕方が無いでしょう。 和歌山県でも出納長や私企業の経営者を隠れ蓑にし、自分の手を汚さないずるがしこさ、さすがは元エリート官僚といったところでしょうか。 地元の中小企業に厳しく、大手企業に甘い姿勢は地元業者の反感を買っていたようです。 県政改革や脱談合を旗印に知事選で当選した彼らが裏では県政を改悪し談合のさらなる巧妙化を進めていたのは(県民ではないものの)許せません。 今回は大悪が摘発されましたが、背景には公共事業が縮小される中で地元で行われてきた談合が機能しなくなってきていることがあるようです。 今回の県政トップの逮捕に満足しないで、小悪が復活しないように監視することも必要でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月12日 07時32分55秒
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