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カテゴリ:本のはなし
物語のはじめは
展開が読めずにいました 何か書こうと思うと ネタばれになっちゃうね…f^^ いろいろな人の人生を 縮図的なかたちで表現してるカンジかな? 扱っている題材がとても難しいものだから 私が迂闊なことを言うのも… 家族の気持ちもわかる 親、兄弟の愛も確執も… 親は面倒がみたい 兄弟は煩わされたくない 結婚相手、子供の将来… 問題は山積み… そして この題名になっている 「閉鎖病棟」の本当の意味も 後半になって 説明されていたし… 患者さんたちも その担当する医師によって 病状の扱われ方が違ってしまうかも なんて、頼りないんだろう 病気の見立てって その人が病気か、病気ではないのかの 線引きの上にいる人間なんて 今の世の中たくさんいるとおもう ちょっと、バランスがとれなかったら 病名をつけられてしまう時代だし… 病院に行って医師に病名をつけられたら「異常」 病院に行かなければ「正常」 そんなレッテルを貼られる気がする あ! ごめんなさい! 本から話がこれ それてます!!! この話の登場人物は多かれ少なかれ 人を傷つけている やったことは許されないことだと思う それが、病気のせいだったとしても… でも、その病気のために1番苦しんで 自分のしてしまったことを後悔しているのも本当だったり …全く気がつかないままだったり とにかく ラストは泣いてしまいました 「閉鎖病棟」 帚木蓬生 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/20 06:45:59 PM
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