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カテゴリ:本のはなし
第12回日本ホラー小説大賞を受賞した「夜市」に続く二冊目の本です。 「夜市」「風の古道」と同様に不思議な世界観は見事でした! 今回の作品「雷の季節の終わりに」 …初めての長編になるのでしょうか? どこと無く、散漫なカンジがして残念な部分も… この作品も前回同様、現実の世界ととなりあわせ?に存在する 不思議な世界との係わり合いの中から物語が紡がれていきます 今回の物語は<穏>(おん)と呼ばれる世界と そこから下界と呼ばれる<現実>とのお話です。が… ふわふわとして とらえどころがないような う~ん、どこに根を下ろして読んだらいいのやら的な… いえいえ、物語はちゃんと筋は1本通っているのですがwww そんな印象がぬぐえません…f^^ 前作の「夜市」「風の古道」が見事すぎたのかなぁ 短編として、完璧でしたから… この2作とも全く世界観の違う作品でありながら 隙がなく物語もとても素晴らしいものに仕上がってました。 今回は長編で、いろいろ盛り込みをしすぎて ちょっと、まとまらなかったカンジがしますね でも、作風は好きなので 次回も出たら読みます 期待してます!!! 「雷の季節の終わりに」恒川光太郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/28 09:20:48 AM
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