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たまたま偶然、ヤフーのサイトを見ていたら、こんなアンケートがありました。
福島県の18歳までの医療費無料化は、県内に住民票のある人のみが対象(県外に避難した人は無料化にはならない)・・・についてどう思う? っていうもの。 人それぞれ意見はあると思うし、それが良いか悪いか、必要か必要でないかということはそれぞれの立場でそれぞれの考えがあって当然のこと。 でも、そのコメント欄を見て、愕然としました。 福島県は、原発があることで恩恵を受けていた。恩恵は受けていたのに、いざ事故が起こると、被害者として訴えるのはおかしい。。。 って。 確かに、雇用されていた方や、地元の町村、県にとって、メリットはあったのでしょう。 でも、それと、個人の問題はまた違うと思うのです。 県内にとどまっている人にとっても、それは、原発事故によって何らかの補償があるからとどまっているわけではなく、それぞれの人の生活や暮らし、仕事があるから、リスクを憂慮しながらも、とどまっているわけです。 県外へ避難した人にとっても、放射線から逃れたとしても、その生活は、金銭的なことだけでなく、精神的にも楽ではない暮らしをしているのです。 私は、その両方を経験しているから、両方の気持ちがわかっていると思っています。 医療費が、どうであろうと、それは、本当に些細な問題です。 もちろん、医療を受けても、無料で済むことはありがたい面もあるかもしれないけど、それを理由に、福島で生活し続ける・・・なんて人がいるとは思えません。 福島県といっても、他県よりも放射線量が低い地域もあります。 でも、少なくとも、福島市や郡山市の付近、あるいは、もっと放射線量が高い地域に住んでいる人は、いろいろな覚悟をもって生活しているのです。 でも、部外者からすると、コメントにあったような言葉が、現実なのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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