カテゴリ:ピアノ曲
昨日はピアニストはケンをご紹介しました。 実は私はケンプの柔ならかな音色がとても好きです。ケンプと言えばベートベンが代名詞のようですが、同じドイツの作曲家シューベルトの曲も録音しています。 シューベルトの即興曲は4つの曲からなる大きな作品を2つ晩年30歳の頃に書いています。今日はその二つ目の方(op142)より3番をアップしました。 アレグロスケルッツオと書いてあるように軽快でリズミカルな部分、そして大きなうねりのある音階と音楽表現との対比があり聞き手に大変面白さを与えてくれます。 1827年頃の作品ですが、同期に暗く深い「冬の旅」もあります。また即興曲の方はソナタのような構成的な追及よりも旋律を優先させたものが多く、聞きやすさ、また演奏しやすさもあり多くの人の耳になじんでいるのでしょうね。 ピアノ:ウイリアム・ケンプ http://www.youtube.com/watch?v=-L-Pvi20pVw&feature=related 私の好きな場所:ソフィアザールサロン
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Last updated
February 6, 2010 01:40:58 PM
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