カテゴリ:声楽曲
しばらく声楽曲が続きます。アベマリアという曲も沢山の作曲家が書いています。新しい作曲家ですぐに思いつくのはピアソラでしょうか。またみなさんの知っている「アベマリア」を教えて下さい。 さて、今日は日本人の人気高いもう1つのアベマリアをご紹介します。それはジュリオ・カッチーニです。彼女は1545年イタリアの生まれ、ルネッサンス音楽末期、バロック音楽の初期の作曲家です。1464年にはフィレンツェの宮廷歌手になりました。 この16世紀終わりにはフィレンツェ・ローマを中心に生まれた新しい独唱スタイルの音楽<モノディー様式>が生まれ代表的な音楽家の一人として知られています。このモノディースタイルでは独唱、または重唱の歌手と伴奏の楽器で演奏され、多くは弾き語りだったのです。 もっともこのカッチーニの「アベマリア」は1990年代のロシアのカウンターテノール歌手スラヴァのCDなどによって、突如として世に現れたために、カッチーニ作ではないのではないか?という見方もあるようです。私達にはちょっと分からない論議でもありますね。 そしてまあ、それはともかくとしてこの圧倒的な美しいメロディーに身をゆだねたいと思いませんか。
きょうの一枚~ダ・ヴィンチ◇ブノワの聖母 ソプラノ:Sumi Jo ***** ***** ***** ***** ***** サロンコンサートのお知らせ(プログラム ブラームスVnソナタ1番「雨の歌」他) http://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201002100000/ ショパンアルバムについてhttp://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201001280000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 26, 2010 06:49:36 AM
[声楽曲] カテゴリの最新記事
|