カテゴリ:ピアノ曲
今日もイタリアの作曲家を続けてご紹介します。声楽が続きましたので今日は器楽曲からです。 でもこの頃は実は「ピアノ」という楽器はまだありませんでした。「チェンバロ」という鍵盤楽器が中心でした。これは構造的には中に装着されている鳥の羽軸などからてきたツメが弦をしたから上にひっかいて音を出すしくみになっています。ですので、今のピアノのようにサスティーンペダルはありません。また押さえた音、または和音の響きを延ばし持続されるとうい音楽表現は出来なかった(無かった)時代です。 このチェンバロ楽器の多くの曲を残したドメニコ・スカルラッティは1685年、イタリアのナポリ出身です。同年にはバッハ、ヘンデルのバロック時代の代表的な作曲も生まれています。このスカルラッティもその時代の鍵盤曲に新しい用法を取り入れた重要な作曲家なのです。 彼の作品の多くはバルバラ・デ・ブラガンサ(スペイン王フェルナンド6世の王妃)に楽器を教えると共に大変多くの曲を彼女のために残しています。それは555のチェンバロ練習曲(ソナタ)です。今日はその中から2曲ピアノでお届けします。
今日の一枚~バルバラ・デ・ブラガンサ ピアノ:アルゲリッチ ピアノ:ポゴレリッチ http://www.youtube.com/watch?v=wpu8V1WaYEM&feature=PlayList&p=92FD837A39F79E85&index=2&playnext=3&playnext_from=PL***** ***** ***** ***** ***** サロンコンサートのお知らせ(プログラム ブラームスVnソナタ1番「雨の歌」他) http://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201002100000/ ショパンアルバムについてhttp://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201001280000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 28, 2010 08:27:23 AM
[ピアノ曲] カテゴリの最新記事
|