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クラシック音楽エッセイ~今日の1曲

クラシック音楽エッセイ~今日の1曲

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くみこpiano

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February 27, 2010
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カテゴリ:管弦楽曲

昨日はスカルラッティをお届けしましたが、同じ頃の作曲家にバッハ、ヘンデルがいます。きょうはそのヘンデルについて触れてみたいと思います。バッハを「音楽の父」と呼ぶことがあるのに対し、ヘンデルには「音楽の母」というキャッチフレーズが添えられることもありますように数々の音楽を残しました。

1685年ドイツに生まれ、やがてイギリスに帰化したということです。ヘンデルはオペラやオラトリオなど、劇場用の音楽で本領を発揮しました。また弦楽曲としては、管弦楽組曲「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」が有名です。

「水上の音楽」を作曲した事には有名な逸話があります。ヘンデルは1710年にドイツのハノーファー選帝侯の宮廷楽長に就いていましたが、1712年以降、帰国命令に従わず遊先のロンドンに定住したところ、その2年後にそのハノーファー選帝侯がイギリス用王ジョージ1世として迎えられることとなるのです。ヘンデルは,「これは困った」ということになり、王のご機嫌を取る為、1715年のテムズ川での王のの舟遊びの際にこの壮大な管弦楽曲を作曲・演奏してめでたく和解したという事だそうです。が、しかし・・・この話は少々出来すぎたところがあります。この曲が出来た時,すでに彼らは和解していたようです

      バッキンガム宮殿

        きょうの一枚~バッキンガム宮殿

でも舟遊びのために作られた曲だということは事実のようです。野外で演奏されることを想定していますので,全体に明るく,開放的な雰囲気が溢れています。管楽器はソリスティックに活躍しますので合奏協奏曲のような雰囲気もあります。編成としては、弦楽合奏とオーボエ、ホルン、トランペット、フルート、リコーダーなどからなる管弦楽編成です。フランス風序曲形式による序曲と、舞曲形式を主とする小曲数曲の楽章からなり、管弦楽組曲のジャンルにあたります。そして今日ではヘンデルの代表的な作品の1つとして知られています。



~第2組曲ニ長調HWV349,第3組曲ト長調HWV350~「アラホンパイプ」

*古楽器による演奏

http://www.youtube.com/watch?v=rXk3fv3BjMY

*正統的な編成による演奏 Bläserensemble-Budapest Strings

http://www.youtube.com/watch?v=3Nvg8eQnjPs&feature=related

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サロンコンサートのお知らせ(プログラム ブラームスVnソナタ1番「雨の歌」他)

http://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201002100000/

ショパンアルバムについてhttp://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201001280000/






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Last updated  March 1, 2010 06:01:34 PM
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