クラシック音楽エッセイ～今日の１曲

このピアノトリオ4番K.502が書かれた年、1786年はモーツァルト30歳、音楽的生涯のうちで最も輝かしい年の一つであると言えるのでしょう。背景として1785年、ハイドンから息子の才能について賛辞を受けています。そしてハイドンは2年後の1787年、プラハからのオペラ・ブッファの作曲依頼に対して、自分の代わりにモーツァルトを推薦したとあり、モーツアルトの活躍が華々しくなる事が分かります。  

またその1786年、5月にはオペラ「フィガロの結婚」が初演され、翌年プラハで大ヒットをしました。一方同じ月に父・レオポルトが死去するという悲報もあります。10月には新作の作曲依頼を受けオペラ「ドンジョバンニ」を作曲、初演、モーツアルト自らが指揮をとるなど収入も多くなりました。しかし、その分借金依頼も頻繁に行われたとの事。 モーツアルトは高額の収入を得てもいつもお金が無いのです。

今日の一枚～モーリス・カンタン・ドラ・トゥール◇ポンパドゥール婦人の肖像  

Violin: Anne Sophie Mutter
Piano: André Previn.
Cello: Daniel Müller-Schott.

http://www.youtube.com/watch?v=0Tp7KTf2koY&feature=PlayList&p=072FCD93C6E14E56&index=47    

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サロンコンサートのお知らせ（プログラム　ブラームスVnソナタ１番「雨の歌」他）

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