香港奮闘生活～東日本大震災を経験して・・・

今日は4回目の検診の日でした。
前回から1ヶ月以上も時間が経っていたので
おなかの中の赤ちゃんが、元気で育ってくれているのか
とてもとても。。。不安でした。

でも、エコーの映像を見ていると
とぉ～っても元気に動き回っていました。
伸びをしたり手を動かしたり、のけぞったりと・・・。
もう10cmの大きさになっていて、心臓も力強く動いていて
背骨や手足、目鼻もはっきり確認することが出来ました。

先生からも「本当に元気に動き回っているねー　大きさも充分だし
赤ちゃんは心配なく育ってますよ。」と言ってもらえました。

今までは漠然としか存在を感じられなかったのですが
元気に動いてる姿を見て、本当にこのおなかの中で育っているのだな。。。と
実感できて、思わず涙ぐんでしまいました。

出産のこと、育児のこと、いろいろ考えると不安になることもありますが
エコーを見ている間は、そんな不安も吹き飛んで
本当に幸せな気持ちと安心感でいっぱいになりました。

まだまだ、これからずっと喜びと不安の連続だと思うけど
今日の気持ちを忘れずにいたいな。。。と思います。


しばらく日記を更新していませんでしたが。。。
実は10月20日に、父が急死しました。

前日まで元気に仕事をしていて、楽しくお酒まで飲んでいた父だったので
この現実を未だに実感できず、まだまだ立ち直ることも出来ません。

平日の間は家を離れて、福島で仕事をしていた父なので
かろうじて私が、ほんの少しの時間だけ心臓が動いている時に間に合いましたが
息のある時に、この目で父を見ることはできませんでした。

腹痛で入院して、1日か2日で退院するから母にも病院には来なくていいと言っていたので
車で1時間足らずで行ける病院なのに、まだ普通に過ごしていた父に
会いに行ってあげることさえ出来ませんでした。
急変して初めて、そんな近くに入院してると知ったのです。。。
すぐ駆けつけられる場所に、娘が住んでいること
病院の誰にも話すこともなかったようです。
きっと身重の私の身体を心配して、余計な心配をかけたくなかったのだと
思いますが悔やまれてなりません。

あんなに孫を楽しみにしていた父が、孫の顔も見ずに何故急いで逝ってしまったのか
せめて少しは闘病するなりして、家族との時間を持てたり
せめて家族と会話する時間だけでも、作ってくれてもよかったんじゃないか。。。
いろんな思いで、毎日頭の中がいっぱいです。

きっとどんなに言葉を交わしても、どんなに看病をしたとしても
これでよかったと思えることはないんでしょうけど。。。ね。

せめてもの救いは、父が苦しまなかったこと。
そして、とても安らかな眠っているような顔で息を引き取ったこと。
たくさんの人に惜しまれて逝けたこと。
その人達の心には、いつも元気で笑っている父の姿が残っていることかな。

相棒くんとも、父のような顔で人生を終えることが出来るような
生き方をしていきたいね。。。と話しているんです。

人の人生って、いつ何が起きるかわからないんだなと実感しました。
今ある幸せも、すぐ側にいてくれる大切な人達もいつ失うかわからない。。。
だから今の一瞬一瞬を大切にして、いつも大切な人達には感謝の気持ちで接して
今出来ることは、今やっていこう。。。今度はないかもしれないんだ！と
そんな気持ちで生きていけたらと思います。

しばらくは悲しみから、抜け出せないと思いますけどね。

でも、父が楽しみにしていたおなかの子のために、
少しでも早く、前を向いて歩いていけるようにしなくちゃ！
見守っていて下さいね。

みなさんも、身体には本当に気をつけて下さい。
そして。。。私のような悔いは残さないような毎日を送って下さい。
毎日が笑顔で幸せでありますように♪