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テーマ:中国・香港映画が熱い!(652)
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週末、公開されたばかりの『ドラッグ・ウォー 毒戦』を観に行き ました。 お話は、中国のコカイン工場が爆発事故を起こし、そこから車で 逃走していた男が衝突事故を起こして意識不明となった。その男 は香港人のテンミン(ルイス・クー)で、運ばれた病院で意識を戻 すと逃亡しようとするが、中国公安の警部ジャン(スン・ホンレイ) に直ぐ捕まえられてしまった。ジャンはテンミンに、麻薬密造の罪 は死刑判決となるが、捜査協力すれば減刑すると取引話を持ち かけられた。そして、テンミンの情報を基にして極秘潜入捜査が 開始され、黒社会のボスのチェンビャオや港を仕切るハハが係 わっている事から、ジャンらがおとりとなって彼らに接触を始めて いき・・・という感じに進んでいきました。 監督のジョニー・トーの50作目の作品という事や中国が舞台と なっている事、地元で公開された時に話題になっていた事など も含め、公開が決まった時から楽しみにしていました。 決してダラダラしている訳でなく、淡々とした流れで話がどんど んと進んでいくので、気を緩められないほど入り込んでしまう感 じの映画でした。それに、中国の犯罪事情や公安の捜査などが 垣間見られた気分にもなりました。 ただ、夢中にはなりますが、舞台が中国という事や公安の捜査 を描いているので、結末は別の結果になる訳がないと読めてし まうのが、ちょっと残念な気がしました。他のトー監督の作品で は、悪事がバレないまま結末を迎えたり曖昧な雰囲気で終わっ たりと意外性が面白かったりするので、そういった観点からは 物足りなさがあると思ってしまいました。 (K) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月15日 02時38分35秒
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