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テーマ:中国・香港映画が熱い!(656)
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今日、シネマート六本木で開催されている特集『春のプチ香港・ 中国エンターテイメント映画まつり』で『サイレント・ウォー』を 観ました。 お話は、20世紀半ばの中国共産党と国民党が争っていた時代、 大陸内に国民党の動きが水面下で残っていたため、暗号の無線 通信を傍受し動向を解析していた。新たな通信を見つけ出せなか った事で、部隊の責任者である老鬼は諜報員の張学寧 (ジョウ・ シュン)に有能なピアノ調律師の羅耳三を探すよう命じた。学寧は 無事に羅耳三を見つけるが、彼の助手で盲人の何兵(トニー・レオ ン)のずば抜けた能力を見抜き、何兵を連れて部隊へ戻った。そ して、学寧は何兵に通信の傍受の技術やモールス信号などを叩き 込み、何兵もまた能力を見事に発揮させ新たな周波数を見つけ出 した。そして、学寧は国民党のスパイに接触する事となり・・・という 感じに進んでいきます。 舞台が中国の共産党と国民党が争っていた時代で、サスペンス という内容だったので、重いのかと作品にイメージしていました。 しかし、思っていたよりは重くなく、トニー・レオンが演じる盲目の 何兵のずば抜けた能力で任務を進めていくところや、何兵を探 し出した諜報員である学寧との関係など、見応えのある作品で した。 ただ、学寧の新たな任務を遂行していく上での事情の変化や、 角膜を移植し視力が戻った何兵のその後の行動など、ちょっと 先が読めてしまう展開だったのが残念な感じでした。 あとは、上海が舞台であるのに台詞がすべて広東語であった ので、広東語の方が心地よく聞けるのですが映画の内容として は違和感がありました。 (K) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月08日 03時31分13秒
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