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くにちゃん2@撮影散歩

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2009年08月27日
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カテゴリ:気になる写真

 

囲炉裏

囲炉裏には、色々の効能があるのですね。

実にうまく考えられたものですね。

 

囲炉裏(いろり:居炉裏とも表記)とは、伝統的な日本の家屋において床を四角く切って開けを敷き詰め、炭火などを熾すために設けられた一角のこと。主に暖房調理目的に用いる。数える際には「基」を用いる。古くは、比多岐(ひたき)や地火炉(じかろ)とも言った。

 

囲炉裏 2009.8.23

 

 

場所 川崎市立日本民家園

撮影日 2009(平成21年)8月23日

撮影機材 NIKON D300+Carl Zeiss Planar T*1.4/50 ZF

 

概要

囲炉裏は炊事専門のかまど、属人的な火鉢とともに、日本の伝統家屋の火の座を構成した。日本の伝統的な民家敷きの部位と土間の部位が大黒柱を軸に結合した形態を取り、囲炉裏が切られるのは多くの場合床敷きの部位の中央である。しかし、地域によっては床敷き部分の土間よりの辺に接して切る場合もある。南部の曲り屋に見られる「踏み込み炉」は土間囲炉裏の典型で、農作業中に土足のまま囲炉裏の周りに腰掛けられる作りとなっている。また、東北地方などの寒冷地には掘り炬燵のように足を下ろせる深い囲炉裏もある。囲炉裏は生活にかかせないものとして発展し各地方特有の形態を持つ。

家によっては複数の囲炉裏が存在し、身分により使う囲炉裏が分けられていた。囲炉裏が2つある場合、薪を燃料とした家族の囲炉裏と木炭を燃料とした客人用の囲炉裏とを使い分けることもあった。また、のでない木炭の囲炉裏では贅沢な自在鉤や茶釜を用いることも多かった。 現在では大きな火鉢や木製のテーブルの中央で炭火を熾す座卓を囲炉裏と称することが多いが、本来的に囲炉裏は移動できない設備であり、移動のできるものは火鉢と称する。

地方により特有の形態を持つ囲炉裏は、当然のことながらその呼び名も地方により異なり、相当な数の呼び名があったと思われる。 現在に残るものとして、炉、地炉、ヒジロ、ユル、ユルイ、ユルリ、イナカ、エナカ、ヘンナカ、エンナカ、イリリ、イレ、シタジロ、スブト、ジリュ、などがある。

燃料はかまどと異なり、火力よりも火持ちのよさが重視される。現代家屋では煙の出ない炭火が用いられることが多いが、古くは民家ではコストのかかる炭火はむしろ火鉢専用であり、囲炉裏では大割りした薪が用いられることが多かった。地方によっては切り株を掘り起こしたものを細かく割らずにくべることもあった。山中で無償で入手できる薪に比べ、木炭は貴重な存在であった。

火を扱う場であるため、火の神を祀ることも多かった。

茶室にも囲炉裏に良く似た火の座があるが、茶道では「」と称し、畳の間に切る。寸法も一(42.42cm)あるいは裏千家の大炉の場合でも一尺八寸(54.54cm)四方で、一般的な囲炉裏よりはるかに小さい。

機能

  • 暖房
部屋の中央付近に置かれ、部屋中を暖める。
  • 調理
囲炉裏では自在鉤(後述)や五徳を用いて鍋を火にかけ、炊飯をはじめあらゆる煮炊きを行なった。また串に刺した魚などの食材を火の周囲の灰に刺したり、灰の中に食材を埋めて焼くことも多い。徳利を灰に埋めて酒燗することもある。ちなみに北陸地方(かまど)が作られるのは昭和30年代が中心で、それまではあらゆる煮炊きを囲炉裏で行なっていた。温暖な西日本では夏季の囲炉裏の使用を嫌い、竈との使い分けが古くから行なわれている。
  • 照明
火が主要な照明であった近世以前、囲炉裏は安全に部屋を照らすことのできる手段だった。古くは炉辺の明かし台で松明を燃やして手元の明かりとした。また照明専用具として油や蝋燭がありはしたが、いずれも庶民にとっては高価なものであった。
  • 乾燥
火棚を組み、衣類・食料・生木などの乾燥に用いた。また、着物掛けを炉辺に置いて濡れた着物を乾かした。
  • 火種
マッチなどによる着火が容易でない時代、囲炉裏の火は絶やされることなく、竈(かまど)や照明具の火種として使われた。
  • 家族のコミュニケーションの中心
食事中、夜間は自然と囲炉裏の回りに集まり、会話が生まれる。通常家族の成員の着座場所が決まっており、家族内の序列秩序を再確認する機能も重要であった。囲炉裏の周囲の着座場所の名称は地方によって異なるが、例えば横座、嬶座 (かかざ)、客座、木尻または下座 (げざ)といったものが挙げられる。この機能は縄文時代竪穴式住居の中央に設けられた炉以来引き継がれてきた日本の民家の基本構造とも言え、現代建築では炬燵にその機能が一部継承されている部分があるが、今日では家族団欒そのものが衰退しつつあるとする見方もある。
  • 家屋の耐久性向上
部屋中に暖かい空気を充満させることによって、木材中の含水率を下げ、腐食しづらくなる。また薪を燃やすときの煙に含まれるタール木タール)が、梁や茅葺屋根屋根の建材に浸透し、防虫性や防水性を高める。

 

ウイキペデイアより

 

 

 

 

 






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最終更新日  2009年08月27日 20時52分02秒
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