くにちゃん２＠撮影散歩

東京の案山子

東京の文京区には、米も採れるし、案山子もあるのですよ。

ここの案山子と稲は、

小石川後楽園サービスセンター職員の指導により、文京区立柳町小学校の5年生1クラス43名が「案山子作り」「稲刈り」を行っています。

稲刈り面積約100平米・品種もち米「ヒメノモチ」・予定収穫量約25キロだそうです。

目的
この「案山子作り」「稲刈り」行事は、春の「田植え行事」とともに、昭和50年から地元小学校の児童を対象に校外実習教育の一環として行っているもので、小石川後楽園サービスセンター職員が実技指導をしています。歴史や農耕の尊さを学び、自然に親しみながら稲の実物を手にし、実際に案山子作りやいねかりを体験できる行事となっています

参考
小石川後楽園
江戸時代初期、寛永6年（1629年）に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷（後に上屋敷となる）の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「（士はまさに）天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。
庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。そして、これらによって湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。
北側地域は景観が一変し、梅林、稲田、菖蒲田、藤棚の田園風景が展開します。これは、水戸光圀が、彼の嗣子・綱條の夫人に農民の苦労を教えようと作った田圃で、昭和50年から毎年、地元文京区内の小学生が、5月に田植え、9月に稲刈りを行い、伝統行事を守り継いでいます。

場所　東京　小石川後楽園

撮影日　2010(平成22年)10月2日

 撮影機材　OLYMPUS E-P1＋Leica Summitar 50mm　f2