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カテゴリ:東京の名所、旧跡を歩く
静嘉堂文庫美術館 世田谷を歩く静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)は、東京都世田谷区岡本にある専門図書館及び美術館。日本および東洋の古典籍及び古美術品を収蔵する。三菱財閥の第2代総帥岩崎弥之助(号・静嘉堂)・第4代総帥岩崎小弥太父子の所有した庭園と遺品の古典籍・古美術コレクションを基礎として発足した財団法人静嘉堂の運営で、東京都世田谷区岡本の岡本静嘉堂緑地にある。 数多くの貴重な古典籍と古美術品を収蔵しており、内外の古典籍を研究者向けに公開する私立の専門図書館であると同時に、併設する静嘉堂文庫美術館を通じて収蔵品を広く一般に公開する美術館活動を行っている。 ウイキペデイアより
敷地内の銀杏 早くも黄葉
場所 東京 世田谷区 撮影日 2010(平成22年)10月24日 撮影機材 OLYMPUS E-P1+VOIGTLANDER SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5
沿革 静嘉堂文庫は、岩崎弥之助が1892年頃、自邸内に創設した文庫「静嘉堂」を起源としており、静嘉堂の名は『詩経』から採られた弥之助の号に由来する。弥之助は兄で三菱創設者である岩崎弥太郎に従って実業界に入る以前、漢学を学んだ経験をもち、恩師である重野成斎の研究を援助する目的から古典籍の収集を始め、和漢の古書や古美術品の収集を熱心に行った。1907年には清の集書家、陸心源の?宋楼旧蔵書4万数千冊を購入し、宋・元の版本多数を含む貴重なコレクションが文庫にもたらされた。 翌1908年の弥之助死後、その子岩崎小弥太は父の遺志を受け継いで文庫を拡充し、1924年に世田谷区岡本にある弥之助の墓の隣接地に桜井小太郎の設計で静嘉堂文庫を建設、広く研究者への公開を開始した。1940年に小弥太は財団法人静嘉堂を創立し、蔵書や文庫の施設など一切を財団に寄付して岩崎家の家産から切り離した。 戦後の混乱期には財政難に陥るが、1947年に同じく三菱系の私立図書館である東洋文庫(創設者は岩崎弥太郎の子で三菱第3代総帥の岩崎久弥)とともに国立国会図書館の支部図書館となって資料の公開を継続することができた。これは、文庫の資料と施設を所有する財団法人が国立国会図書館と契約を結んで図書館部門を国会図書館の支部図書館としてその傘下に組み入れ、図書と施設は財団の所有に残したまま、財団の図書館業務の人的部分を国会図書館に委託するというものである。 ウイキペデイアより
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