令和初のJRA重賞を制するのは/京都新聞杯の見どころ
優先出走権はないものの、勝てばダービー出走が叶う一戦。令和初のJRA重賞を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■5/4(土) 京都新聞杯(3歳・GII・京都芝2200m) タガノディアマンテ(牡3、栗東・鮫島一歩厩舎)は皐月賞で6着と健闘。確実に伸びる末脚が魅力で、今回と同じ京都コースのきさらぎ賞では出遅れ最後方から2着まで差を詰めている。ここで重賞タイトルを手にして、日本ダービーに向かいたいところだ。 ブレイキングドーン(牡3、栗東・中竹和也厩舎)は皐月賞で11着に終わったものの、それ以外の重賞では崩れておらず、ここでは力上位と言っていいだろう。京都コースでの実績もあり、巻き返しを期待したい。 その他、スプリングS7着からの巻き返しを期すロジャーバローズ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)、未勝利戦・アザレア賞と連勝中のヒーリングマインド(牡3、栗東・松田国英厩舎)、前走は4コーナーでの不利が痛かったオールイズウェル(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)、デビュー2戦目で勝ち星を挙げたトーセンスカイ(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。グランアレグリアがG1連勝を狙う/NHKマイルCの見どころ 令和初のGIは3歳マイル王決定戦・NHKマイルC。注目は桜花賞馬グランアレグリアだろう。GI連勝を飾ることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■5/5(日) NHKマイルC(3歳・牡牝・GI・東京芝1600m) グランアレグリア(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は桜花賞をレースレコードで制覇。昨年の朝日杯FS以来の休み明けだったが、早め先頭から後続を突き放すという圧倒的な強さを披露した。その後は距離の面からオークスを見送り、このNHKマイルCを選択。朝日杯FSではアドマイヤマーズの3着に敗れたが、雪辱を果たしてGI連勝となるか。 アドマイヤマーズ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)はデビューから無傷の4連勝で朝日杯FSを制し、最優秀2歳牡馬に選出された。今年は共同通信杯で2着、皐月賞で4着と連敗を喫しているが、今回は待望のマイル戦。巻き返しは必至だろう。 ダノンチェイサー(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は今年初戦のきさらぎ賞を完勝。皐月賞を見送り、ここと日本ダービーに臨む予定だ。東京コースは初めてだが、左回りのマイル戦は2走前に経験済。GI馬2頭を相手にどんな競馬を見せてくれるか。 その他、皐月賞13着からの巻き返しを期すファンタジスト(牡3、栗東・梅田智之厩舎)、ニュージーランドTを制したワイドファラオ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)、末脚魅力のヴィッテルスバッハ(牡3、美浦・池上昌和厩舎)、アーリントンCで復調を見せたカテドラル(牡3、栗東・池添学厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。 しらさぎ賞のいい加減予想7枠10番ストロングハートから5枠6番ファーストスキップ、3枠3番タイセイラナキア4枠4番コパノビジン、6枠7番ステップオブダンス、5枠5番アムールリアン2枠2番シェアハッピー。かきつばた記念のいい加減予想7枠10番ゴールドクイーンから6枠8番ラインムート、2枠2番ヤマニンアンプリメ5枠5番リエノテソーロ、8枠12番テーオーヘリオス、1枠1番キクノステラ5枠6番エイシンバランサー。