サンレイポケットの重賞2連勝なるか/鳴尾記念の見どころ
サンレイポケットに注目したい。新潟大賞典に続き重賞2連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■6/5(日) 鳴尾記念(3歳上・GIII・中京芝2000m) サンレイポケット(牡6、栗東・高橋義忠厩舎)は昨年の毎日王冠・3着など昨秋から重賞戦線で善戦を続けており、前走の新潟大賞典で接戦をものにして待望の重賞初制覇を飾った。左回りを得意としており、中京替わりは特に問題ない。勢いそのまま重賞2連勝を期待したい。鞍上は鮫島克駿騎手。 ブラストワンピース(牡6、美浦・大竹正博厩舎)は2018年の有馬記念などこれまで重賞5勝。ここに入れば実績は断然だ。昨年はGI戦線で苦戦を強いられ、今回は競走中止となった昨年の有馬記念以来となるが、復活の兆しを見せることができるか。鞍上は初コンビの岩田康誠騎手。 その他、昨年の新潟記念勝ち馬ブラヴァス(牡5、栗東・友道康夫厩舎)、12月のチャレンジCで3着のヒンドゥタイムズ(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)、日経新春杯3着馬クラージュゲリエ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)、新潟大賞典で3着のサトノソルタス(牡6、美浦・堀宣行厩舎)、久々のGIII参戦となるペルシアンナイト(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。連覇狙うグランアレグリアが中心/安田記念の見どころグランアレグリアに注目したい。安田記念連覇を果たし、GI・6勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■6/6(日) 安田記念(3歳上・GI・東京芝1600m) グランアレグリア(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎)は前走のヴィクトリアマイルを4馬身差の完勝。得意のマイルに戻り、改めて力の違いを見せつけた。今回は中2週の連戦となるが、一時あった爪の不安は解消し中間は順調。08・09年のウオッカ以来となる安田記念連覇の期待は十分だ。鞍上はC.ルメール騎手。 サリオス(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は19年朝日杯FSの覇者で、重賞はこれまで3勝。今年初戦となった前走の大阪杯は道悪も響いて5着に終わったが、得意の東京コース、距離短縮となるここで巻き返しを期待したい。鞍上は前走に続き松山弘平騎手。 インディチャンプ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)は2年前の春秋マイル王で、昨年の安田記念は3着。近走はマイルより短い距離を走り惜敗続きも、3月の高松宮記念では3着と好走するなど一線級の実力は健在だ。昨年後塵を拝したグランアレグリアにリベンジなるか。鞍上は福永祐一騎手。 その他、NHKマイルCの覇者シュネルマイスター(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)、前哨戦の京王杯スプリングCを制したラウダシオン(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)、前走マイラーズCを快勝してマイル重賞3勝目を挙げたケイデンスコール(牡5、栗東・安田隆行厩舎)、香港C以来半年ぶりの休み明けとなるダノンプレミアム(牡6、栗東・中内田充正厩舎)、マイル重賞で連続2着のカテドラル(牡5、栗東・池添学厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。