皆川優太ちゃんの映像をみて
新潟中越地震で、不幸にも落石事故に遭遇して、奇跡的に救出された、皆川優太ちゃんの病院での映像には驚きを感じざるをえない。母親は即死、姉の真優ちゃんはいまだ遺体が、そのままだというのに、頭に軽傷を負っただけで、普通に会話し、食事している。いったい生死の境を決めたものは何だったのか・・。それよりも、あの恐怖体験の後遺症や一気に肉親を失った悲しみは今後影響がないのだろうか・・。病院での無邪気な映像が、ひとりのたくましい幼児の無邪気な生命力のと尊さを映し出していた。これも、最新機器のセンサーと消防隊レスキュー部隊の懸命の努力があったあからこその結果だ。今回の地震で多くのかたが、被害に遭われて、命をおとしたり、不便な避難生活を余儀なくされているが、あらためて生きていることの大切さを思い知らされた映像であった。