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Jun 7, 2010
カテゴリ：腫瘍のお話
ごきげんようでございます  ・ ・ ・ もう既に ご存知の方も沢山いらっしゃると存じますが 私は  膵内分泌腫瘍と言う チョイと耳慣れない ごく稀な膵疾患の “元患者” にございます ・ ・ ・ 幸いな事に 早期発見であった為 昨年の１月に腫瘍のみの摘出手術を受けましてその後は半年に一度の検診にて 経過観察中の身の上にございます  ・ ・ ・ チョッと大袈裟な言い方をするならば 命のパスポートの有効期限を 半年毎に更新している ・ ・ ・ そんな感じにございますが 今のところ 他臓器への転移も無く  以前と変わらぬ 元気な毎日を過ごしております故に “元患者” と 自称致しておりますのよ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ この病気は大変珍しく 全膵臓癌の５％以下 １０万人に一人以下の発症率だそうにございます  ・ ・ ・ その中でも 私の膵内分泌腫瘍のタイプ “非機能性” は 稀にございまして ２０万人に一人とも言われております ・ ・ ・ 故に 情報も少なく  ネット上ではごくわずかな人達が ご自分の病状、治療方法を公開し 情報提供して下さっているのが 私にとって 唯一の情報源にございます  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 丁度一年程前 ネットを通じて知り合った 同病の“戦友”が 昨年９月以降 全く音沙汰がございませんで 如何されているのかと 心配致して居りましたが  昨日の事 ひょんな事から その戦友が 今年の初めに 天に召された事を知りました  ・ ・ ・ ショックにございます 流石に凹みましてございます 本当に残念でなりません  ・ ・ ・ もし ・ ・ ・ もし私も発見が遅れていたならば 命のパスポートの有効期限が 或いは違っていたかも知れませぬ ・ ・ ・ 戦友が天に召され 私が生きる事を許された この違いは 一体何なのでございましょうか どんな意味があるのでございましょうか ・ ・ ・ これから先 私はどんな生き方をすれば良いの？ 私のするべき事って何？ ・ ・ ・ そんな自問自答が 頭から離れない 今日一日でございました ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 戦友さん 辛い治療 お疲れ様にございました 本当に御苦労さまにございました どうぞ どうぞ安らかにお休み下さいませ 貴殿のご冥福を 心よりお祈り申し上げます ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ これからも ずっとずっと ミントな毎日であります様に  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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