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Oct 23, 2010
テーマ：愛犬のいる生活(76901)
カテゴリ：その他のお話し
ごきげんようでございます  ・ ・ ・ ミントの一周忌から一週間が経った 今週の月曜日の事でございますが 辺りが薄暗くなった夕刻１８時ちょっと前 職場の横の小さな池に 一匹のワンコが入り込んでおりました   見れば お散歩用のリードを引きずった ビーグル犬の老犬でございます ・ ・ ・ 一人でお家に帰れるような気配すら無い 弱弱しいその姿に そのままにしておく事も出来ず  とりあえず 私が引き取って帰る事に致しましてございます  ・ ・ ・  いつもは自転車で爽快に帰るその道をその日は ヨボヨボと歩く老犬連れて ゆっくり、ゆっくり ３０分近く歩いて帰宅致しましてございます  ・ ・ ・ 帰宅後 迷子犬の届けは出て無いかと交番に問い合わせると  幸いな事に 迷子犬の届け出が私の保護したワンコと酷似してるとの事  即座に飼い主さんに連絡して頂き 電話にて特徴を照らし合わせてみますとね はい、ビンゴ この子に間違いはございませんでした  ・ ・ ・ 程無く 飼い主さん御一行が我が家にお出でになり   感動の御対面と相成って無事にお家に帰れたのでございますが  今朝 その飼い主さんが我が家にお出でになり 保護から３日後の２１日 家族みんなが見守る中 眠る様に安らかに 虹の橋の向こう側に旅立って行った事を お話して下さいましてございます  ・ ・ ・ コロちゃんと言う名のその老犬御歳は１５歳でございまして 一ヵ月前から元気が無くなり 迷子になる一週間前から何も食べず 日に日に弱って来ていた１８日の朝 ふと目を離したすきに 姿が見えなくなってしまったそうにございます  御主人さまと奥方様が 必死で探し回ったけれど見つからず もう二度と逢えないのでは無いかと 覚悟も決めていた頃に 保護の連絡が入り 家族みんなで涙して喜んだとの事でございました ・ ・ ・ このコロちゃん 実は私 保護した時から 何となく見覚えがある様な気がしておりましてね 飼い主さんに伺いましたら 我が家の近所がお散歩コースだったとの事 いつも同じ時間に同じ場所ですれ違う あの年老いたビーグル犬が このコロちゃんでございました ・ ・ ・ 動物は 自分の死期の時が近付くと その最期の姿を隠すべく ひっそりといなくなると聞いた事がございます 飼い主さんも コロちゃんは自分の死に場所を探して 家を出たのだと思うと仰せになられておりました それ故に 見つからない事も覚悟していたとの事でございました それでもやっぱり １５年のも間 家族として大切に接してきた故に 最期は看取ってあげたいと思っていたとの事 それが叶って本当に良かったと 優しい笑顔でそう仰せになられた奥方様の瞳からは 涙が溢れておられました ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ コロちゃん キミが家族に大切にして貰ってた事 キミを一目見た時にすぐに分かったよ だからどぉしても 家族の元に返してあげたいと思ったよ コロちゃん 優しい御家族の元に帰れて良かったね ・ ・ ・ 今頃は虹の橋の向こう側で お友達と一緒にいるのかな？ キミの近くに 真っ白な美人のスピッツがいたら それは私の大切な娘・ミントだよ これから仲良くしてあげてね ・ ・ ・ コロちゃん どうぞ安らかに ・ ・ ・  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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