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テーマ:今日の出来事(292907)
カテゴリ:日常生活
●単語に秘められたニュアンス
「食べ放題」と「お代わり自由」とは違う。 「食べ放題」からは、 「いいよ、食べられるだけ食べてみろよ。ここからあそこまでずらーっと並べたし、 おめぇが食えば食っただけ作ってきてやるよ。上質かどうかは保証しないけど、 まぁそこそこの味はするし、料金をもらったからにはもらっただけの仕事はしてやるよ。 さぁ、お前の人としての器を見せてみろよ。なんだ、それだけしか食えねぇのか、 なんのためにこの食べ放題に来たんだ。『放題』って意味を知ってるのか。 『常軌を逸していること。自由勝手にふるまうこと。また、そのさま。放埒』、だぞ。 お前のその量はどうだ。常軌も常軌。普通じゃねぇか。終わったな、お前の人生。」 という挑戦的言動が容易に想像できる。 それに対して、「お代わり自由」からは、 「うん、『自由』。もしもあなたがしたければしていいよ。貴方の意思を尊重します。 好きなことを好きなだけすればいいじゃん。誰にも迷惑かけなければ。 あ、料金のことは気にしないで。どれだけお代わりされても全然痛くない程度の ものしかお代わり自由にしてないから。 『自由』ってさあ、『自分の意のままに振る舞うことができること』だからさ。 とにかく勝手にしなよ。俺も勝手にするからさ。」 というある種優しい、ある種無関心な距離感がうかがえる。 どちらに対してファイトが出るかというと、もちろん「食べ放題」に対してだろう。 故に俺はいつでも戦い続ける。食べ放題と。 #酒は弱いので、飲み放題に対しては不戦敗。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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