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テーマ:美術館・博物館(1559)
カテゴリ:美術鑑賞
●コレクターってうらやましい
3月23日の日記 に書いたが、出光美術館でやっていた「志野と織部」展以来、東洋系の 美術にもっと触れようと思っている。志野茶碗を食べたくなった、という 経験は新鮮だった。 三井記念美術館にて、 「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」を観た。 この前「青山二郎の眼」という展示を見て、 美に関して修行を積んだ人が認めた作品と言うのは 一見の価値がある、と実感。 かつて業界9位であった安宅産業が事業として 美術品の収集を行い、 その選定をしていた安宅英一が 認めた作品群。実際、観る価値があった。 「東洋陶磁」、韓国がメインだが、中国もなかなか。 国宝2点と重文11点。それに限らず、見ごたえ十分。 一個一個に小宇宙があり、美しさ・可愛らしさ・厳しさ・ 遊び心を感じることが出来る。 触ったらどんな感触だろう、重みはどんなもんだろう、 匂いはどんなだろう、使い心地はどんなだろう。 なんでこんな文様をしているのだろう。この色目はどこから 来ていて、ここまで心をざわつかせるのだろう。 青磁や白磁は食べたくならない。 観ているだけでもずっしりとした感触を感じ、 幸せになれる。 今はもうちょっと東洋ものを見続けたい。 久々に図録購入。 #あー楽しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月13日 22時37分20秒
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